【読書感想】『海辺のカフカ』①〜15歳の少年は家を出て遠くの知らない街で暮らす〜
久々にこの本を手に取ってパラパラ読んでみたらものすごく読みたくなってきて、こんだけ本読みたくなったの久しぶりだからここ何日か読書にかなりの時間をベットしてる。面白ポイントも紹介したくなってたので紹介する。まずはあらすじから。
15歳の少年は家を出て遠くの知らない街へ行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになる
簡単に言えばこれで終わりなんだけれど、一応ね。
旅は、あなたの持ち物の中で最低限生きていくのに不必要な物を炙り出してくれる
で、まずおもしろいと思ったのが、家出して(本人はそんなつもりじゃないけど)当てのない旅に出る冒頭のシーン。
最近、当てのない旅に興味があって自分でやったりしていたので、この部分がめちゃくちゃ共感できた。
「今持ってるお金と生きる力で何日いれるか分からないけどとりあえず東京行ってみよう!」という(今思えば)漢気チャレンジを、今月の頭にやったのだ。結果的には2日目の夕方に寂しくなって、次の日の朝のバスで帰ったのだけれど。
作中の少年の場合は「いかにも家出少年という格好をしたくない。だから荷物を減らさなきゃならない」というモチベーションというか必要性だった。一方ぼくは、「荷物を多く持ちすぎちゃうと重たくなってパッと思いついた時に移動しにくくなるから荷物を減らしたい」という想いがあった。ほぼ服1着と寝巻き1着だけ持っていった。肩掛けバッグだけで済んだ。
理由や意図は違えど、見知らぬ土地に行く(しかも住む場所も期間も決まっていない)となったらやはり荷物は減らさなくてはならない。
冒頭のシーンは「当てのない旅の仕方」としてとても参考になった。繰り返すが、旅に出る前は本当にこれが大事だ。
ぼくは今度、愛媛県のみかんの会社に短期のバイトをしに行く。ちゃんと持ち物を点検してから出発しよう。
マジあざす!!!!!!! からあげ食べて良い記事書く!!!!!!