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好きは仕事にするな、仕事を好きになれ

どうも
休日に暇を持て余しているうじまるです。

今日は前回の記事でお話した通り
『科学的な適職』(鈴木 祐)
について超ざっくりまとめていきます!!

調べたら結構しっかりまとめていらっしゃる方もいたので
がっつり内容を知りたい方はそちらの方が良いと思います。

私が話すのはあくまでこんな内容だったよくらいで
友達に話すくらい軽いものなのでそっちの方が気が楽な方は
読み進めて頂ければと思いますm(__)m

では参りましょう!!

まず最初に全体的な構成はこんな感じです。

①あなたの仕事選びの基準は正しいか?
②仕事で幸福度が上がりやすい要素
③仕事で幸福度が下がりやすい要素
④思考のバグの排除
⑤自分の選択は正しかったか?

④、⑤は具体的なワークが多いのでこの記事では割愛させて頂きます。

はじめに

この本はこれを読めば自分に合った仕事が分かる!という本ではありません。あくまで探すのは自分自身です。
その精度を上げてより楽しく働ける仕事を探すためのツールだと思ってください。

前回でもちょこっと書きましたが、人間の脳は職業選択において適切な職業を選択できるような判断力が備わっていません。
それは職業は生まれながらに決められている、というのが人間の歴史でほぼ当たり前だったからです。

というかつい最近まで良い学校に入って良い会社に入れば幸せになれる
という風潮が日本にもあったみたいですし、今もそう思っている人もいるのではないでしょうか?

職業選択の幅が広くなった現在、視野の狭い職業観のままでは幸せを逃してしまう可能性がおおいにあるから視野を広く持ってデータに基づいてみていきましょうよ。
といった内容です。

それでは具体的な内容に入っていきましょう!

①あなたの仕事選びの基準は正しいか?

はい。もう結論から述べてしまうと

好きを仕事にする
給料が高い
業種と職種
仕事の楽さ
性格テスト
直観
強み、能力

で仕事を選ぶなということです。

まじかよ...
と私も思いましたが、なるほどなと思った部分をざっくり説明します。

好きを仕事にする
↳実際の仕事では好きなこと以外の仕事も含まれる
↳好きじゃなくなったら心が折れやすい

給料が高い
↳一定の効果はあるが、ライフワークバランスが取れてた方が満足度は何倍も高い(幸福度の見返りとしてコスパ悪い)

強み、能力
↳上には上がいるから強みが仕事先で強みになるかは分からない
↳仕事で生かそうとする分はOK

仕事の楽さ
↳楽すぎても逆にストレスになって満足感は得られない

業種、直観、性格テスト
↳統計的にあてにならないことが多い。


ほう?
なんとなくわかったけどじゃあ何を選べば良いのさ!
というのが次の章です。


②仕事で幸福度が上がりやすい要素

はい。これも結論から述べてしまうと

仕事の裁量権があるか
達成感はあるか
自分のモチベーションタイプにあっているか
ビジョンや評価方法は明確か

仕事の内容にバリエーションはあるか
助けてくれる仲間はいるか
世に貢献している感覚はあるか

です。

簡単に言ってしまえばその仕事にどれだけ透明性、柔軟性があってなおかつ見える化しているかということです。

例えば、会社の指針も分からず、何の為・誰の為に働いているのかも分からず、評価は上司へのゴマすり具合で決まるし周りは競争で勝つことばかりで誰も助けてくれないA社があったとします。

続いて会社のビジョンは貧富の差を無くすことで、社員は貧しい人を救う為に働いており、社員の評価システムは完全数値化されていて必要であれば周りの協力も得られて色んな視点から自由な発想で仕事に取り組んでいるB社があります。

極端かもしれないですがどっちの方がやりがい感じますかね?
ようはそういうことです。


③仕事で幸福度が下がりやすい要素

前章で答えをいってしまったようなものですが基本的には
前章の逆が幸福度を下げてしまうといっても良いでしょう。

注意点としてはいくら②の要素が多くても一つでも欠けていたら
±0になってしまうことがあるよと本書では述べています。

気を付けたほうがよい要素としては

時間の乱れ
↳労働時間が長かったり夜勤と日勤のサイクルがある
↳休日出勤や休日に仕事のことを考えなくてはならない

職務の乱れ
↳上司からのフィードバックは定期的にあるか
↳会社の援助や社員の交流はあるか

といったところです。


脳のバグにはこんなものがある

OK!OK!
これらに気をつければ良いんだろ?

とはいっても求人サイト見てたらつい給料ばっかりに目が行ってしまった!

ってこともあると思うので最後に脳にはこんなバグが起こるからそれにも注意していこうぜ!というものをご紹介します。

この情報は重要ではないと頭では分かっていても気になってしまう
これこそさっきのお給料のやつですね。

統計やデータがないのに何度も目にする情報を信じてしまう
これは「好きなことを仕事にしょう」みたいな本や動画を多く目にしてしまうとそれでどれだけの人が成功したのかは分からないのに信じてしまう、みたいなことですね。

重要視していることの期待値が高すぎてしまう
福利厚生が譲れないという人は福利厚生を重んじている会社を過大評価してしまっていざ入社したらギャップを感じてしまったりするやつです。

投資した時間とお金が大きいからメリットはないのに手放せない
今までこの会社に尽くしてきたから仕事は嫌いだけどだらだらと続けてしまう、というようにメリットはないと分かっているのに愛着があったり依存してて手放せない状態のことです。

手軽で耳障りの良い情報に意識が向いてしまう
「誰でも簡単に毎月30万の副業ができる!」みたいなのっていやいや嘘に決まってんだろと思いつつもちょっとリンク先に飛んでみちゃったりするあれです。

まとめ

私が紹介させていただくのは以上になります!
なんとなくでも理解して頂けたのなら幸いでございます。

この本で個人的に大切だと思ったのは

罠があるというのを知る事
ハマった時に我に返って抜け出せること

なんじゃないかなぁと。

詳しい抜け出し方法や排除方法は続きの章に書いてますので
気になる方は読んでみると良いと思います!!


ではでは今日はこの辺で!
( ´Д`)ノ~バイバイ


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