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必殺技『現象学的還元』【日記】

フッサールが提唱した『現象学的還元』
この名称や音の響きが、もう何かの必殺技のようです。

何かというと、これまでの既成概念で判断することをを一旦停止して、いま自分が感じていることを出すことです。
つまり、感じたままを出してみることです。

これを『現象学的還元』と必殺技のような呼び方をしています。

そして、この既成概念で判断することを一旦停止することを「エポケー」と呼びます。
このエポケーも何かの技みたいですね。

そうして感じたままを出していくことで、本人にとって疑うことのできないものを取り出す必要性があることをフッサールは訴えていたようです。

 ぼくはそれは大切なことだと思います。
何となく感じていることをきっと正しくないから、それは間違っているからと判断して言わないと、感性はどんどん失われていくと思います。

本当は感じていることがあるのに、何も感じていないと自分を納得させてしまうと自分の一部を殺してしまうことになると思います。

常日頃からエポケーして『現象学的還元』ができることは難しいですが、たまにそうした時間を持てることは人間にとって必要だと思います。

だから、『現象学的還元』という必殺技を積極的に使っていきましょう、という提案です。
そして、自分にある感性を大切にしましょう。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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