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「オフ会したいよね」みたいな声が自然と出てくるような場になれば

2023年1月24日に、自治体職員さん向けのイベント「UIJカフェ Vol.1」を開催しました。

「試しに一度やってみよう」と、ほぼノープランで開いてみた前回の Vol.0 では、自治体職員の皆さんに「お互いどんなことをやってるのか」「どんなことで悩んでいるのか」等々を、本音もチラ見えしつつも自然な感じで語ってもらうことが出来ました。

「こんな感じでだらーっと始めちゃっても良いんだな」という手ごたえというか、根拠のない自信というか、おおいなる油断をしつつ迎えた Vol.1 は、6自治体から7名の方にお集まりいただきました(前回は5名)。

今回、皆さんが異口同音に話されていたのは「実証で上手くいっても、それを次にどうやって活かしていくのか」問題。

・実証を進めつつ次年度予算を獲得するのがなかなか難しい
・同じ企業ともう一年実証を継続したいが難しい
・人事異動で熱意のあった職員さんが異動してしまう

などなど、「実証の次」のステップでいろいろ悩みがあるようです。

ようです…なんて他人行儀な書き方をしていますが、もちろんこういった課題があることは、私たちスタッフも重々承知しているのですが、それぞれ「ハイこれポンッ」と提案できるような明快な解決方法がある訳ではありません。

ですが。ですが、です。

このUIJカフェの目的というか効用は、「ハイこれポンッ」の解決策を得ることではなくて、まずはお互い共通の悩みを共有することなんじゃないかな、とも思います。

あ、やっぱそうだよね。そういうことってあるよね。でも、上手いことやってるところもあるよね。それってどうやってるんだろうね。いちど聞いてみたいよねえ。

そんな会話が、自治体の職員さん同士で自然と出てくるような場になると良いなあと、今回の皆さんの話を聞いてて思いましたし、何となくそういう雰囲気になっていきそうな予感がします。参加された皆さんはどう感じられたでしょうか。

予定の1時間はあっという間に過ぎてしまい、話し足りない・聞き足りないということで「オフ会して、じっくりと語り合いたい」という発言をいただけたのが、この日最大の収穫だったような気がします。

そんな感じで、また今月もやりますので(【追記】2023/2/22開催決定!)、どうぞお気軽にご参加ください。UIJに参加したことない自治体の皆さんや、「今はまったくDXや産業振興とは関係のない仕事をしてるんだけど興味はあるんだよね」という皆さんの参加もお待ちしています。

ではまた次回に。


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(タイトル画像は特に記事とは関係がありません。早朝から実証実験をした後に寄った喫茶店で。名古屋と言えばモーニング!美味しかった。名古屋ブラボー!😋)

この記事を書いた人:
小野耕一
UIJ プロジェクト・マネージャー
参加2年目の58歳(また一つ歳を取ってしまいました)。

Twitter:@koichiono_UIJ

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