Urban Innovation Japan

神戸市発の自治体オープンイノベーションの取り組みです。2020年から全国展開します。行政とスタートアップの協働による新サービスの開発と実証実験を行うプロジェクトです。 https://urban-innovation-japan.com/

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神戸市発の自治体オープンイノベーションの取り組みです。2020年から全国展開します。行政とスタートアップの協働による新サービスの開発と実証実験を行うプロジェクトです。 https://urban-innovation-japan.com/

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  • Urban Innovation Japan 過去記事

    • 5本

    神戸市発の自治体オープンイノベーション、Urban Innovation Japan関連の過去記事一覧です。2020年から全国展開しています。https://urban-innovation-japan.com/

  • ひょうごTECHイノベーションプロジェクト

    兵庫県内にある様々な社会課題・地域課題について、主に県内の起業家や事業者が有する情報通信技術を中心に、ものづくりや建築・土木等の工業技術などを活用し、その課題解決を図っていくプロジェクトです。 #スタートアップ #社会課題解決 #官民連携 #自治体DX

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Urban Innovation JAPANのリーダーが語る、街づくりの哲学とビジョン

◆「給料を半分にしてでもチャレンジしたかった」震災で芽生えた想い。  ―ご経歴を教えてください。 もともとは、10年ほど東京のIT企業にいました。いわゆるBtoBの大企業で、細分化されたプロジェクトのマネジメントをしていたんですね。そのときに3.11の震災があって、自分も世の中のために何かしたいって気持ちが芽生えました。でも、具体的に何ができるかっていうと正直わからなくて。そこで、転職してみたり、職場以外の繋がりを作ってみたりと、自分で活動をしているうちに、福島の浪江町に

    • 定年後も一流のバイプレーヤー。小野氏の視座と人間力。

      ◆多くの出場機会を得るために。身に付いたジェネラリスト力 ―ご経歴を教えてください。 新卒で関西の民間放送局(民放)に入社して、そこから33年在籍しました。最初は情報システムの仕事をして、番組のホームページを作成する部署に移り、その後に広報宣伝を担当しました。そのため、メディアといえど派手な仕事ではなく、バックヤードで表舞台を支える仕事がメインでした。 ―なぜUrban Innovation JAPANにジョインされたのでしょうか? 私は早期定年退職をしたのですが、5

      • Urban Innovation JAPANとは

        Urban Innovation JAPAN(アーバン・イノベーション・ジャパン、UIJ)は神戸市から生まれ、日本全国の自治体の課題とスタートアップ・事業者をマッチングするオープンイノベーション・プラットフォームです。 DXに取り組む自治体のニーズを、本当に課題を解決できる人のところにまで届け、適材適所に課題を解決できる事業者との出会いが加速する姿勢が高い評価を受け、2021年にはグッドデザイン賞を受賞しました。 公式ウェブサイトUIJに参加する自治体ごとに課題がまとめら

        • <実証レポート>一緒に笑って、一緒に泣こう!障がいがある方も含めた「みんな」で楽しむエンタメ体験の実証

          本記事は、掲題の実証実験に伴走者として参加したひょうごTECH事務局スタッフによるレポートです。 実証事業者:NPO法人ピープルデザイン研究所 フィールド提供者:三木市 課題:一緒に笑って、一緒に泣こう!障がいがある方も含めた「みんな」で楽しむエンタメ体験の実証 プロジェクト概要三木市では、2015年4月に「三木市共に生きる手話言語条例」を制定し、手話に対する認識と普及に努めており、2019年には読書バリアフリー法が施行され、図書館では自分に合った読書のかたちを選べるよう

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          <実証レポート>小規模農家を中心とした人手不足を解消し、関係人口へのきっかけづくりとしたい!

          本記事は、掲題の実証実験に伴走者として参加したひょうごTECH事務局スタッフによるレポートです。 実証事業者:株式会社タイミー フィールド提供者:丹波篠山市 課題:小規模農家を中心とした人手不足を解消し、関係人口へのきっかけづくりとしたい! プロジェクト概要お正月に欠かせない正月の黒豆の特産品で有名な丹波篠山市。 近年は黒豆を完熟前に収穫した「黒枝豆」が注目されています。 黒枝豆は一般的な枝豆に比べ、大粒で甘みが強く、10月の約2~3週間しか食べることができないため、「幻

          <実証レポート>小規模農家を中心とした人手不足を解消し、関係人口へのきっかけづくりとしたい!

          <実証実験レポート>デジタル技術で消防団強化!情報伝達の迅速化・団員増加により地域防災力を高めたい!

          本記事は、掲題の実証実験に伴走者として参加したひょうごTECH事務局スタッフによるレポートです。 実証事業者:バーズ・ビュー株式会社 フィールド提供者:明石市消防局 課題:デジタル技術で消防団強化!情報伝達の迅速化・団員増加により地域防災力を高めたい! プロジェクト概要本プロジェクトは地域の消防団が主役です。 消防団は、平常時には訓練、火災予防の啓発などをし、災害時には地域を守るために出動し、消火活動や救助活動などを行っています。南海トラフ地震など、大規模な災害の発生が危

          <実証実験レポート>デジタル技術で消防団強化!情報伝達の迅速化・団員増加により地域防災力を高めたい!

          <実証実験レポート>出会いの場を創出したい!~未来のライフデザインをサポート~

          本記事は、掲題の実証実験に伴走者として参加したひょうごTECH事務局スタッフによるレポートです。 実証事業者:フタリノ株式会社 フィールド提供者:三田市 課題:出会いの場を創出したい!~未来のライフデザインをサポート~ プロジェクト概要三田市における25歳〜39歳女性の未婚率は44.2%と、全国平均の39.5%よりも4.7ポイント高い状況にあります。この未婚率の高さは、「結婚したいと思える人に巡りあえていない」ことが原因だと考えていたため、出会いから結婚における様々な段階

          <実証実験レポート>出会いの場を創出したい!~未来のライフデザインをサポート~

          <実証実験レポート>「竹害」から「地域資源」へ。放置竹林の竹を有効活用したい!

          本記事は、掲題の実証実験に伴走者として参加したひょうごTECH事務局スタッフによるレポートです。 実証事業者:リーフエア株式会社 フィールド提供者:淡路県民局 課題:「竹害」から「地域資源」へ。放置竹林の竹を有効活用したい! プロジェクト概要 タケノコの輸入やプラスチックなど建材の代替品の増加、人口減少・高齢化の進行により竹林の定期的な管理が行き届かないことから、放置竹林が拡大し、全国的に問題となっています。 兵庫県も同様で、県内でも特に淡路島で顕著になっています。淡路島

          <実証実験レポート>「竹害」から「地域資源」へ。放置竹林の竹を有効活用したい!

          <実証実験レポート>若い人も参加しやすい自治会へアップデート!事務負担の軽減と活動の見える化

          本記事は、掲題の実証実験に伴走者として参加したひょうごTECH事務局スタッフによるレポートです 実証事業者:ソーシャルアクションカンパニー フィールド提供者:芦屋市 課題:若い人も参加しやすい自治会へアップデート!事務負担の軽減と活動の見える化実証実験! プロジェクト概要自治会活動の作業負担軽減と、活動の継承は、芦屋市に限らず全国的な課題となっています。子育てや仕事をしながらでも自治会運営に携われる環境を整えること、地域での活動を活発化させること、現自治会の加入者だけでな

          <実証実験レポート>若い人も参加しやすい自治会へアップデート!事務負担の軽減と活動の見える化

          音声文字起こし技術がもたらすバリアフリーな行政サービス

          今回のレポートは、2022年に三木市障害福祉課の課題「誰一人取り残したくない!コロナ禍で以前よりコミュニケーションが難しくなった難聴者を支援したい!」に取り組んだ記録です。 手話をひとつの言語として考えている三木市 三木市では2019年に「手話言語条例」を制定し、手話に関する各種施策を推進してきました。 しかし、コロナ禍で一般的となったマスクの着用やアクリルパネルの設置によって、難聴者や聞こえにくい方とのコミュニケーションにおいて新しい課題が生まれています。実際に障害福祉

          音声文字起こし技術がもたらすバリアフリーな行政サービス

          シカによる獣害に対して、超音波を使った子どもにも安全性の高い実証実験を、中学校の敷地内で行いました

          今回のレポートは、兵庫県新温泉町教育委員会 こども課の課題「子どもが安心できる鳥獣対策求む!シカ等の侵入から学校生活を守りたい!」に取り組んだ記録です。 新温泉町の学校はシカ被害に悩まされていた新温泉町は、兵庫県の北西部に位置し、北は日本海、東と南は香美町、西は鳥取県に接する地域で、内陸部は1,000メートル級の山々に囲まれています。   シカの生息域である山林に隣接する学校では、シカによる被害に悩まされています。 グラウンドにフンをまき散らすフン害や、植栽木や学校農園の作

          シカによる獣害に対して、超音波を使った子どもにも安全性の高い実証実験を、中学校の敷地内で行いました

          Urban Innovation JAPANが大事にしている6つのポイント

          自治体の課題をテクノロジーで解決するために、Urban Innovation JAPAN(以下UIJ)が大事にしている6つのポイントをご紹介します。 自治体の生の課題を公開する UIJは、課題=問いの設定こそが大事だと考えます。そして、仕様を決め打ちするのではなく、企業が様々な角度から解決策を提案いただけるよう設計しています。 現場からボトムアップで取り組む 課題に一番詳しいのは現場の自治体職員です。その職員自ら手を挙げ、課題解決に取り組むことで、熱量の高いプロジェク

          Urban Innovation JAPANが大事にしている6つのポイント

          Urban Innovation JAPANで自治体の課題に応募すると、どんなスケジュールになるか?

          Urban Innovation JAPANはスタートアップ企業との協働実験を通じて自治体が抱える社会課題を解決するプロジェクトです。自治体の課題に興味をもち、ウェブサイトから応募した後の流れを図解したものがこちらです。 採択までのプロセス 採択後の協働プロセス 実際のスケジュールは自治体ごとに異なりますが、ざっくりとしたイメージとして参考になればと思います。

          Urban Innovation JAPANで自治体の課題に応募すると、どんなスケジュールになるか?

          数字で見る、Urban Innovation JAPAN活動報告(2023年4月時点調べ)

          Urban Innovation JAPANはスタートアップ企業との協働実験を通じて自治体が抱える社会課題を解決するプロジェクトです。 平成29年度(2017年度)に神戸市とともに初めて取り組んだ「Urban Innovation KOBE(アーバン・イノベーション神戸)」を皮切りに、これまで全国22の自治体とプロジェクトに取り組んできました。 現在も自治体で実証実験への取り組みが進行中です。今回は近況(2023年4月時点調べ)を数字でお知らせします。 参画する自治体が

          数字で見る、Urban Innovation JAPAN活動報告(2023年4月時点調べ)

          名古屋市役所職員だった小野地光弘がUIJに参加した理由

          わたしたちUrban Innovation JAPAN(以下、UIJ)は、自治体職員と企業が協働し、社会や地域、庁内の課題に取り組んでいます。 地域の課題は複雑で、ひとつの部署では取り組めないほど壮大な課題や、地域でこれまで積み重ねてきた取り組み方と社会背景の大きな変化が重なり合い、そのひとつひとつを丁寧に解きほぐして向き合っていく必要があります。 その課題と向き合い、協働し、伴走していくUIJの仲間を紹介していくシリーズ、今回は小野地光弘を取り上げます。 小野地は20

          名古屋市役所職員だった小野地光弘がUIJに参加した理由

          Urban Innovation JAPANを語る座談会

          2021年3月12日、オンラインイベント「Urban Innovation JAPANを語る会」が行われました。登壇者には豊橋市の桑原裕明さん、春日井市の荻野史彦さん、富谷市の今野善徳さんをお迎えし、ホストはUrban Innovation JAPAN(以下、UIJ)の吉永が務めました。約60分のトークをダイジェストでご紹介します。 Urban Innovation JAPANはスタートアップと行政職員が協働する、新たな地域課題解決プロジェクトです。2021年4月時点では1

          Urban Innovation JAPANを語る座談会