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年末の忙しい時だから、むしろ「ゆるめ」でいいんじゃないか、と思いまして

来週(12月21日-水)、自治体職員さん向けのイベント「UIJカフェ」を開催します。

Urban Innovation JAPANでは、スタートアップ向けに実証事例を紹介したりするようなイベントはこれまでにも何度かやっているのですが、自治体向けには開いたことがありませんでした。それをやってみようという訳です。

堂々と告知してますが、まだ内容は決まってません。というか事前に細かいことは決めずに、「とりあえずやってみる」というところからのスタートです。

テーマは「まじめ」と「ゆるめ」の両立

改めまして、こんにちは。
プロジェクト・マネージャーの小野耕一です。

さて、今回このイベントで個人的にテーマとしたいなあと思っているのは「まじめ」と「ゆるめ」の両立です。

自治体職員(いわゆる公務員)さんのパブリックイメージは、よく言えば品行方正、少し意地の悪い言い方をするとカタブツで融通が利かない(ゴメンナサイ!)という感じ。一般的に「公務員=真面目」というイメージは、皆さんの中にも大なり小なりあるんじゃないでしょうか。

UIJ事務局に加わってから2年。ずっと思っていることがあります。それは「公務員の人だって何もそんなに真面目一辺倒じゃないんだな」ということです。

そして外部の企業さんとの協業にあたって大切なのが、実は「真面目じゃない部分」のような気がしています。

この「真面目じゃない部分」「誰にだってあるゆるめの部分」を引き出せば、一緒にお仕事をする端緒を掴めるんじゃないか、ということをイベントでの会話を通じて確認してみたいのです。

気持ちの警戒を解くところから

そもそも、誰でも見ず知らずの人から「話をしたい」と言われたら、ちょっとは警戒すると思うんですよ。ましてやそれが真面目な人であればあるほど。

それを失くしてあげたい(と言い切るのは、ちょいとおこがましいか)。失くすとまではいかなくても、もうちょっとこうハードルを下げてみたい。気持ちの警戒を解くところから始めてみたい、ってことですね。

じゃあ、何から始めるか。

それは「真面目じゃない」ことを話すことから、なんじゃないのか――。

「なんだ、この人たちも自分と同じようなことを考えてるのか」「自分と同じようなことを感じている人が、他の自治体にもいるのか」

参加した人のうちに、1割でも2割でもいいので、そんな風に感じてくれる人がいたら、警戒感が少し緩んで、気楽に話が出来るような空気が生まれるんじゃないか。

このためにはまず、いろんな話をすることから。とっかかりを探すところから。仕事の外側も含めて「じぶん」と「じぶんじゃない人」の重なりを見つけるところから。「じぶんじゃない人」の中にも「じぶん」を見つけるところから。

そこからでないと仕事の悩みなんて聞けないでしょうから。まずはユルい感じで始めたいと思っています。

おもいっきりユルい気持ちでご参加を

実証事業が行われるフィールドは、根拠となる法令も整備されていなくて、事例集にも載ってないし、業務分掌を読めどもどこの部局の担当なのかもあやふやな「新しいしごと」が多くて、どうしても警戒感が強くなってしまいがちです。

その警戒感を超えて「新しいしごと」を成すためには「まじめ」だけでは正直しんどいと思うのです。だからと言っていい加減なことでは困るのですが、多少のあいまいさを残したままで敢えてやってみるような雰囲気があったほうが、気持ちが折れないような気がします。

自分が「新しいしごと」にチャレンジすることになった時のために、「ゆるさ」をきっかけに知り合った仲間を見つけておくのも良いんじゃないでしょうか。

自治体の方でスタートアップとの協働や実証事業などに興味のある人は、特に何も用意しなくて結構ですから、ぜひぜひおもいっきりユルい気持ちで参加してみて下さい。

【参照記事】
▼詳しくはこちらの記事で事務局の吉永が書いています。


▼次の #UIJカフェ 記事

(タイトル画像は特に記事とは関係がありません。山口県への出張の前泊で立ち寄った広島で食べたお好み焼きです。めっちゃ美味しかったです。広島ブラボー!😋)

この記事を書いた人:
小野耕一
UIJ プロジェクト・マネージャー
参加2年目の57歳(たぶんチーム最長老)。

Twitter:@koichiono_UIJ


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