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そうだ、手紙を書こう

今日も相変わらず頭がどんより。
起動を拒否しているみたいな私の脳みそ。

「何か書いたら少し頭がスッキリするかも」と、
いつものように日記帳にグダグダと書いてみるかなと思ったのだけど、
ふと、今日は友人に手紙を書こうと思いついた。

遠方で頼れる人も少なく、一人で踏ん張っている彼女。
もう長~い付き合い。
見た目とは少し違う彼女の内面のとてつもない繊細さもよく知ってる。
なかなか人に弱みを見せられない彼女の生きづらさも知っている。

少し私と似ているから、よけいに気になる。
なんとか彼女が踏ん張れますようにといつも願っている。

ただ、具体的に私がしてあげられることって、何もない。
無力。打ちのめされるほど私は無力。

私のInstagramをいつも見てくれていることは知ってる。
ときどきLINEも送る。

それでも、やっぱり手紙を書こうと今日は便箋を取り出した。

ときおり手紙を書く機会はあるので、便箋や切手は常備している。
なので思い立ったときにすぐ書ける。

思い立ったときに書けないと、タイミングを逃して私は書けなくなってしまう。

彼女が踏ん張れますようにと、彼女への応援を書くつもりだったのに!
1~2枚で切り上げるはずだったのに!

気付けば自分のことばかりグダグダ・ダラダラと
何枚も書いてしまっとるしー!!
(急に福岡人登場)

何が彼女への応援の手紙だよ!?
ただ私が彼女に向かって愚痴を吐き出したかっただけじゃんか!?

おかしくって一人苦笑。

手紙を書きながら、私は相手とおしゃべりする。
もちろん一人で勝手に言いたいことをしゃべるのだけど。

手紙を書いてる間は、彼女がそばにいて私の話を
ふんふんと黙って聞いてくれる。
そんな彼女の顔がしっかりと見えながら書いている。

一人で書いているのだけど、
そこに流れるのは彼女と私の二人だけの時間。
そんな幸せな時間を噛みしめながら私は手紙を書く。
(郵便物からも感染のリスクはあるそうなので、
注意は必要かも)

気軽に自分の気持ちをそのままつぶやくInstagram。
(私にとってはTwitterてきな)

少し身構えてきちんと書こうとするnote。

ほぼ情報の発信のみに使うFacebookとLINEタイムライン。

ごくごくたまに、新聞へ投稿する読者投稿欄。

同じ「書く」でも、私にとってはそれぞれが全く違うツール。
それぞれが私にとってのゆる~い居場所。

今日は手紙で彼女との親密な時間を過ごせた。

私のグダグダな愚痴手紙を彼女は笑って読んでくれる。
だから、安心して全部書ける。

私から届く手紙を、彼女は喜んでくれる。
そう信じられる。

そんな彼女のおかげで、
私はなんだか「自分が存在している」ことに安心を得られる。

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