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-22‘卒保育学生向け-保育園への就活のポイント

WITHコロナの時代を踏まえて2022年4月に向けて関東一都三県の保育園に就職を希望する新卒保育学生の就活についてポイントをまとめてみました。

新型コロナウィルス感染症の終息は期待できない

2020年度は新型コロナウィルス感染症の拡大で国民の生活・経済活動の様式などに関して著しい変化が起こりました。
保育学生の就活においても例外ではなく、スケジュール・活動スタイル共に大きな影響を受けました。
関東一都三県を含め緊急事態宣言の発令下にあるこの記事の執筆時点(2021年2月18日)、日本でもワクチンの接種が開始されたという報道が流れていますが急速な終息は期待できません。
よって、就活においても基本的には昨年度の先輩方の活動をトレースしていくことが望ましいと思います。
昨年度は学生側も保育園側も手探りな状況で就活の時期を過ごしていましたが、これから就活を始める皆さんにとっては具体的なイメージがつきやすいので安心してください。

選考プロセスのオンライン化は地方学生の味方

Withコロナの時代を通じてあらゆる選考プロセスが「対面方式」から「オンライン方式」へシフトしました。
今まで当たり前のように対面方式で実施していた採用面接や会社説明会、園見学ですが感染リスクを回避するためにZoomをはじめとしたオンラインツールを使って実施する保育園が増えました。

選考プロセスのオンライン化は企業・学生の双方にとって沢山のメリットをもたらしました。
「今まで何でWebを使用していなかったんだろう?」と不思議に思う採用担当者の方の声も複数耳にしました。

今回の記事は主に関東一都三県に上京して保育園で勤務することを希望する学生の皆さん向けに執筆していますので、選考プロセスのオンライン化が皆さんにとってメリットとなる部分をまとめてみます。

・金銭的/時間的コストが掛からない
例年上京希望の保育学生は会社説明会、園見学、採用面接に参加するために時間と交通費・宿泊費を掛ける必要がありましたが、オンラインであれば自宅で手軽に参加できるので圧倒的にコストが掛かりません。

・複数の保育園を比較検討しやすい
オンラインの会社説明会であればちょっと興味があるくらいの気軽な気持ちで参加ができますので、従来よりもたくさんの保育園の説明会に参加できることになります。情報が手元に多いほど比較検討の材料にできますよね。

・IT化への対応状況が分かる
一概には言えませんが、オンラインでの選考を実施していない保育園では業務効率化に向けたICT機器の導入も進んでいない可能性が高いです。
一般企業でも同様ですが、これからの時代IT化への対応は業務負荷の軽減を考えると必須だと思いますので一つの参考にはなるでしょう。

効率的な就活をするポイント

スケジュール

・オンライン説明会にできるだけ沢山参加
繰り返しになりますが、選考プロセスのオンライン化は上京希望の保育学生の皆さんにとっては強い味方です。まずはオンラインでの会社説明会を実施している保育園をインターネットで検索して参加することから始めましょう。
早いところで3月から新卒向けのオンライン会社説明会を実施している保育園もあります。
オンラインであれば参加のハードルがぐっと下がりますので、ツールの使用に慣れる為にも少しでも興味があればどんどん参加してみてください。

・複数の園に仮応募し、Web面談を希望する
会社説明会を通じて興味を持った保育園があれば今度は仮応募という形で問い合わせをし、採用担当の方や園の職員の方とWeb面談の機会をいただきましょう。
保育士養成校の中には「保育園への応募は1か所づつ」と単願を指導しているところもありますが、保育園のことを深く知り比較検討するための仮応募であれば問題なく進めてしまっていいと思います。
Web面談の際は保育理念・給与福利厚生面・その他気になることなど聞きたい項目を事前に整理しておくと会話がスムーズに進みます。

・採用試験・園見学への参加
意中の保育園が見つかったらいよいよ応募し、採用試験・園見学への参加です。専門職である保育士だからこそ働く保育園は自分の目で見て、笑顔で働けるイメージが出来るかどうか見極めましょう。
特に保育士不足の首都圏に関しては採用試験を受ければよっぽどのことがなければ内定をいただくことができます。
選択権は学生側にあるのが原理原則ですので、採用試験・園見学を通じて少しでも違和感を感じた際は勇気をもって辞退しましょう。

まとめ

今回は22’卒の保育学生の皆さんに向けて、効率的な就活を実現していく為のポイントを整理しました。

就活のオンライン化に関しては、考え方を変えると時間・費用・効率性の面ではむしろ今までよりもメリットがあることが分かりました。
また、選択することが難しい時代だからこそ今まで保育士の就活で主流であった「単願」というシステムから「仮応募~併願」という流れで就活を進めることで自分に合った最適な保育園に出会うことが出来るチャンスが拡がると思います。

コロナ終息後も就活の選考プロセスのオンライン化に関しては完全になくなることはないと思います。

情報を制する者は就活を制すと言っても過言ではないくらい、情報収集段階での効率性と精度が大切になってきます。
気になる保育園のオンライン説明会やLive配信スケジュールなどはしっかりと押さえましょう。
多くの保育園が会社説明会は定期的に複数回実施していますので、上手く組み合わせて参加してみてください。

皆さんの就活が成功し、理想の保育園に出会うことができるように祈っています!

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