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[出張ついで旅 滋賀編] 初めての湖西線

麒麟が来るを見ながら、「比叡山行ったよー坂本行ったよー」と滋賀に行ったことを思い出しているここ最近。
初滋賀は、みっちり詰め込んだし、最終日の出来事で一生忘れないであろう旅となったので、ここであらためて記録しておこうと思う。

旅行日:2018/6/16(土) ▶︎翌日 ▶︎翌々日

初滋賀

月曜昼入り水曜日までの大阪出張が決まった。
その頃Instagramで滋賀在住の人をフォローしており、滋賀が気になり始めていたので、滋賀についで旅に行こうと決めた。

初滋賀である。
琵琶湖の他には、ひこにゃんしか知らない。
ガイドブックを購入し、まずは気になる所を見繕いつつ、移動時間を調べてみる。

滋賀、というか大津って京都とこんなに近いのか!と地図見れば当たり前に分かることながら、今まで全然縁もゆかりもなく、気にしたことも無かったため軽くショックを受けた。

流石に琵琶湖の西と東両方は難しいか・・・と思い、今回は湖西に絞ることにした。

比叡山

11時  京都着
11時半 比叡山坂本着

京都駅から湖西線に乗り換え、比叡山坂本へ。

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観光案内所的な所で荷物を預かってもらい、比叡山を目指す。
石畳みと木漏れ日が爽やかだ。

11時50分 ケーブル坂本駅
12時15分 延暦寺駅

ケーブルカーにのり、ぐんぐん上を目指す。
振り返れば青空の映る琵琶湖が美しい。

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延暦寺駅から5分ほど歩くと、東塔エリアに辿り着く。
整備された道だが、山の中だ。
すでに琵琶湖は木立に隠れてほとんど見えない。

12時20分 比叡山(東塔エリア)

初比叡山。
世界遺産ということもあり、外国人観光客も多い。
根本中堂は修復中でその外観は見えなかったが、ここにあの不滅の法灯が安置されている。

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東塔、文殊楼、大講堂と、立派な建物が沢山ある。
このエリアだけでもだいぶ広い。

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山内はシャトルバスが出ている。
東塔エリアのバスセンターにある蕎麦屋さんでランチを取り、バスを待つ。

13時36分 延暦寺バスセンター発
13時49分 横川着

一番奥の横川へ。
人も少なく、とても静かだ。

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第3世天台座主慈覚大師円仁によって開かれたとのことなので、先日行った秋保不動尊を開いた人か、と後から知識が繋がった。

おみくじ発祥の地でもあるらしい。

源氏物語にも出てきた横川の僧都って、この山を下って京や宇治を訪ねていたのか。

14時半   横川発
14時40分 西塔着

シャトルバスは30分に1本。
逃すと辛いので、全体的に急ぎ足で見る羽目になってしまったのが反省点だ。
そして購入から半年のカメラの扱いにも慣れていなさすぎる。

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西塔は第2世天台座主寂光大師円澄によって開かれたエリア。信長の焼き討ちを逃れた山内唯一の建物である瑠璃堂がある。
とちゃんと把握したのは今書いている時。
もっと勉強してから行けばよかった。

15時10分 西塔発
15時15分 東塔着
15時25分 延暦寺駅発(ケーブルカー)

日吉大社

15時45分 日吉大社着

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神使が猿と初めて知った日吉大社。
というか、ここが日吉・日枝・山王神社の総本山だなんて、行くまで気付いていなかった。
古事記にも載る由緒あるお社なのに、知らないって怖い。

境内は想像以上に広く、沢山のお社が立ち並ぶが、せかせかと足早に見て回るには情報量が多すぎた。

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16時15分 日吉大社出発

旧竹林院とか、滋賀院門跡とか、今となって思えば行ってみたい場所がすぐ近くに沢山あった。
が、当時はそんな素敵スポットもよく知らず。
次来る時は、坂本の町をゆっくり見てまわりたい。

白鬚神社

16時45分 比叡山坂本駅発
17時18分 近江高島駅着

荷物をピックアップし、再度湖西線に乗車。
目指すはあのインスタ映えスポット。
歩けば30-40分程度の様だが、迫り来る夕闇と荷物を鑑み、ここは社会人のお金の力に頼ることに。

タクシーでびゅーんと到着したのは、白鬚神社。
インスタで初めて見知ったその景色が、滋賀への興味のきっかけとなったので、ここは是非来たいと思って無理やり行程に組み込んだのである。

タクシーの運転手さんに駐車場で待っててもらい、まずは参拝。

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近江最古と言われる歴史を誇る神社で、ご本殿は重要文化財。
しかし境内側は人が少ない。

そして振り返れば。

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噂のインスタ映えスポットは、国道を横切らないといけない危険スポットでもあった。
奥に湖面へ続く階段があり、多くの人がそこにいた。

17時50分 近江高島駅着
18時02分 近江高島駅発
18時18分 近江今津駅着
19時半   ホテル到着

タクシーで駅まで戻り、近江今津まで。
宿に向かう前に、西友でうなぎとビールで夜ご飯。
その後湖沿いのホテルに到着。

* * * * *

初滋賀初日は、詰め込みすぎて慌ただしく過ぎていった。

湖西線、その名の通り湖の西側をひた走る。
右手に湖、左手に山、そして歴史の宝庫。
何故今まで無関心でいられたんだろう、と思うほど。
やはり歴史は地図と一緒に学ぶ必要があるし、現在の路線図などとも照らし合わせたり実際に行くことが一番理解に繋がる。
行ったからこそ、今麒麟が来るがとても面白い。


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