見出し画像

2014年読了 おすすめ本20冊

なぜ本を読むのか。
私は、悩んだ時の答えや、自分の知らない事がたくさん本に書いてあるので、それを知りたくて読んでいます。
また本の中登場人物に共感して、心を動かして楽しみたいのです。なので小説は大好きです。
月に平均10冊くらいは読んでいます。

2014年から読書メーターという、本のSNSで読書管理をしています。読了本のページ数、冊数などいろいろデータをまとめてくれるので、読書がより楽しくなります。
読書管理したいなぁという方はぜひ。

2014年何冊読んだかはデータ残していませんでした。多分実家にあるノートにまとめてたかもしれません。発見したら追記しておきます。

以下はなぜ2014年から読書記録を付けたか、の記録ですので、本の紹介のみご希望の方は読み飛ばしていただいてOKです。


2014年、島根にIターンして2年目。
市内にファストフードもなく、遊び場もなく、年の近い友人もおりませんでした。
多分声をかければ一緒にどこかお茶でも行ってくださる人はいらっしゃったのですが、家庭のある方ばかりだったので、家事とか忙しいかな…と思って誘うのを躊躇っていました。
しかも仕事が忙しく休みが合わない。
たまの休みは屋根にふとんを干して、セミの声を聴くような毎日でした。
何か自分のためになりそうな、時間をつぶせるようなことないかなーと探していました。

とある同僚の先生から、本を一冊おすすめ頂いて読んでみたのと、
地元の図書館が大きくて蔵書数もたくさんあってとても良いとの情報を得ました。
地方の小さな市でしたが、この人口で使うのはもったいないような、本当に立派で大きくて新しい図書館でした。
ざっと見ただけでもすぐ手に取りたくなるような本ばかりでした。

元々本読むのも好きだったこともあり、本読んで過ごそう!と思い、すぐ図書カードを作り、図書館戦争を一気に借りました。
この図書館で、村山早紀さんのコンビニたそがれ堂シリーズと出会い、こんなに優しい物語があったのかと、衝撃を受け、それ以来ファンになりました。

そんな2014年。読み漁った中から、ベスト20を紹介します。

キャプチャ

1:思い出のとき修理します2(谷瑞恵)
2:思い出のとき修理します1(谷瑞恵)
恋と仕事に疲れた美容師の主人公は、子どもの頃の思い出がある寂れた商店街に引っ越してきます。そこで、時計の修理士である秀司と、商店街の守り神である神社の親戚太一と出会い、この3人を中心に物語が回っていきます。秀司のお店の看板「思い出の時 修理します」の文字のまま、過去を修理するように日常の謎を解いていきます。主人公の過去にも触れて、ごちゃごちゃに絡まった紐と複雑な心境を、暖かくゆっくりひも解いていくような短編集です。読みやすくてハートフルな、とてもオススメな小説です。現在4巻まで発売されています。完結済。


3:僕の死に方エンディングダイアリー(金子哲雄)
明石家さんまさんのバラエティ番組、「ほんまでっかTV」でも活躍された、経済評論家金子先生の終活本。まだまだ亡くなられる年齢ではなかったですが、死と向き合い、残される人のためのことを考えて行動された記録です。節々に金子先生のお人柄が見えて、涙が止まりませんでした。


4:いつまでもショパン(中山七里)
7:おやすみラフマニノフ(中山七里)
ピアニストが主人公&探偵役を務める音楽ミステリー「さよならドビュッシー」シリーズの続編です。2020年になってからも新作が出てまして、ファンを喜ばせてくれる人気シリーズ。
いつまでもショパンが特に、最後でひっくり返されて、ハラハラドキドキすごく楽しいミステリーです。
分量もかなりあるのですが、どれも面白すぎて一気に読みました。


10:世界でいちばん長い写真(誉田哲也)
学校の学園祭が舞台。作者は「ストロベリーナイト」の誉田さんです。ストロベリーナイトは猟奇的なシーンがあるミステリーで衝撃的でしたが、この作品は間反対です。青春で、すごい爽やかで、その眩しさに感動した作品です。
主人公がぐるっと一周を写真にできるパノラマ写真と出会い、撮り方もわからないところからスタートして、作品を作り上げるようになるまでを描いた作品です。
ラストシーンの勢いが、応援の声が出てしまうくらい盛り上がっていて、興奮しました。本当に素晴らしかったです。


13:さみしいうさぎ(飯田雪子)
うさぎ小屋の前で出会った男性と遠距離恋愛をする女子大生の物語。切なく暖かい恋愛小説です。小道具でも、遠距離恋愛を楽しむグラスが登場し、ロマンチックな雰囲気を味わえました。
一回千円でハグをするという抱きしめ屋をするとんでもないイケメンも出てきます。遠距離の恋はゆらいだり、逆に固まったり。読み手もぐらぐらします。笑


19:お母さんは命がけであなたを産みました(内田美智子)
産婦人科勤務の内田先生は、医療が発達した現在においても、妊娠・出産は当たり前のことではなく、奇跡的なことなんだと教えてくださいます。
全国各地で生・性教育で講演活動をされており、大人にも子供にもぐっとくるお話をして下さる先生の本です。
中学生、高校生あたりから読めます。自分の命を大切にするための本です。絶対読むべき本。


20:弁当づくりで身につく力(竹下和男)
↑の内田先生の講演にも登場する、四国で校長先生をされていた竹下先生の本。子どものうちから弁当を作らせ、食を通して自立を促す「お弁当の日」推進者です。そのお弁当の日について、子どもたちがどう変わっていったか、周りはどう受け入れていったかの本。
子どもだけで作るお弁当は、つめるだけ、ではなく、もちろん包丁も握らせますし、むしろ献立を考えて、買い物をするところからスタート。生きていく上で必要不可欠な衣食住の”食”を勉強してたくましく生きていく、食育勉強です。

このお弁当の日、私も関わったことがあるんですが、子どもたち結構頑張るんですよね。小学校低学年あたりは、やはり全部を作るのは難しくて卵焼き焼いた~くらいなのですが、毎年続けている6年生くらいになると、全部作った!という子がたくさんいました。

私も18歳から一人暮らしをしましたが、料理にはさほど困りませんでした。
小学校上がったあたりから、母による私の食育が始まっていました。子ども用の包丁を用意してくれ、お皿の洗い方から教えてくれました。

竹下先生が講演でおっしゃられるのは、弁当を包んだことすらない子どもが一人暮らしをして料理ができるわけがない、と。お母さん、お子さんは何を食べているか知っていますか?とスライドショーで見せてくださる朝ごはんには絶句でした。


以下人気作品、また感想記憶があいまいなため感想は省略いたしますが、どれも間違いなく面白かった作品です。

5:まほろ駅前狂騒曲(三浦しをん)
6:死神の浮力(伊坂幸太郎)
8:カシオペアの丘で(重松清)
9:まほろ駅前多田便利軒(三浦しをん)
11:3匹のおっさん(有川浩)
14:植物図鑑(有川浩)
15:県庁おもてなし課(有川浩)
16:別冊図書館戦争1(有川浩)
17:図書館戦争(有川浩)
12:ビブリア古書堂の事件手帳(三上延)
18:永遠の0(百田尚樹)


偏ってますね~(笑)


2014年だと6年前ですか。ちょっと記憶も飛んでいるので、内容紹介が薄くなっちゃいますね。
もう少し近いところで、今度は月に1冊くらいはご紹介記事書いていきたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?