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珈琲豆焙煎修行が始まりました。@今治市「越智商店」

愛媛県今治市「越智商店」さんに、約2ヶ月間、珈琲修行に来ています。

珈琲豆の焙煎を覚えたい、というのが理由です。

珈琲豆を焙煎している時の香りが好きです。

人と向き合うことだけなく、珈琲豆と向き合うことも仕事にしたいと考えてます。

人と珈琲豆に囲まれた田舎暮らしをしたいという欲望があります。笑

そして、いつか、自家焙煎珈琲豆屋を開きたいです。

師匠の指導のもと、焙煎中です。

師匠の越智さんとは、陸前高田市広田町での「サンタプロジェクト」を通して6年ほど前に出会いました。それからSNSで繋がっており、越智さんが2020年に祖父母の営む八百屋を間借りして、自家焙煎珈琲豆屋を開いたことを知っており、素敵だなあと感じてました。
そして昨年出張珈琲屋を始めてから越智さんの焼く美味しい珈琲豆を使わせてもらっていたところから、今回、焙煎修行にいくならば、越智さんところにいきたい!と思い、秋ごろに連絡させてもらったという経緯です。受け入れていただき本当にありがたいです。

さて、越智商店での修行が始まり、1週間が経過しました。

焙煎はもちろん、浅煎りのハンドドリップ 、ブレンド珈琲づくり、カッピング、イベント出店、お客様とのコミュニケーションなど、珈琲に関する様々な経験をさせてもらっています。毎日いろんな気づき学びがあり、とっても楽しいです。

頭で考えるよりも、感覚で珈琲と向き合う越智商店のスタンスが好きです。

珈琲を美味しい美味しいと飲むはゆ君

4月2週目には、岩手町に帰ります。

教育の仕事も、珈琲の仕事も、両輪で岩手町にてチャレンジしていきます。

自分らしい「人づくり×町づくり」を体現していけるよう、頑張ります!!

#弟子の上田 です笑

以下、つらつらと、珈琲と向き合ってきた半年間の思考です。


コロナになってから、自分を良い状態に保つため(いや、なんとか日々生きていくために)欠かせない存在になった珈琲。もっと好きになりたい、大切にしたいと思って、岩手町への引越しを機に、珈琲屋で働き始めました。6月。 https://note.com/uepan5/n/neaff0800abc0

働いてみると、喫茶の仕事はマルチタスクで、ADHDの自分には向いてないことに気づきました。8月 https://note.com/uepan5/n/n601e0e04431d

自分らしい珈琲との付き合い方を見つけたいと思っていたところ、友人から声をかけてもらい、昨年秋から、第二の故郷陸前高田市広田町や現在住んでいる岩手町で出張珈琲屋を始めることができました。9月 https://note.com/uepan5/n/n3dabcff63a99https://note.com/uepan5/n/n4743c45d7bb5


自分なりに珈琲を模索した半年間で、珈琲を仕事にしていけたらもっと自分の人生を好きになれるなと感じました。

みんな、忙しなく日々を生きていて、一生懸命働いて、誰かのために何かのために頑張っています。時折、自分はどうありたいのか、どう生きたいのか悩み迷いながら。そんなふうに一生懸命生きる人へ、ホッと一息つける時間を提供したい。

珈琲は少しずつ味わって飲むものだから、自分らしく息をする自分を取り戻してもらえたらいいなと思います。


こう思ってしまうのは、本業の「人づくり町づくり」の影響がきっと大きいです。どこに生まれても誰もが生きたい生き方をできる社会にしたい。陸前高田で活動を始めた8年前からずっと願っています。

地域で教育の仕事を8年間してきましたが、地域で教育一本だとバランスを保ちづらいなとなんとなく感じているのかもしれません。

雪と紫陽花@岩手町

なんのバランスなのか?

①収入の持続可能性
顧客からお金を取るモデルを作れないので、マネタイズしづらい。


②地域づくり
地域の素敵な人を繋げる役割を担いがちなのですが、やればやるほど、自分ももっと地域でおもしろいことをやりたくなる、コーディネーターではなくプレイヤーにもなりたい


③自分自身の持続可能性
人と向き合うことやコミュニケーションをとってなんぼの仕事なので、コミュニケーション疲れしてしまう。せっかく好きな地域で暮らしているのに暮らしを楽しむ余白がを持てない


今のところ、この3つのバランスを保ち続けることで、まず自分が自分らしく地域で生きていくことにトライしたいと考えています。

バランスを保ちつつ、オンオフの自分をうまく切り替えていくことで、楽しく健やかに人生を生きていきたい。

陽と陰。
外向的と内向的。
誰かのためと自分のため。
教育と珈琲。

こんなイメージです。

自分の人生をより良くすることと、誰かの人生をより良くすることの両取りです。両取りというか、両立ですかね。両輪で回していきたい。

ハンドドリップで珈琲を淹れることは、人とのコミュニケーションが生まれます。珈琲を通して人とコミュニケーションをとることは楽しくて好きなのですが、それだけだと、本業とも重なるので、コミュニケーション疲れを起こします。正直バランスが良くない。

焙煎したての珈琲豆たち

そこで思い出したのは、喫茶店で働いていた時にやっていた焙煎した豆のハンドピック。豆の欠けや色むら、虫食いなどの欠点豆をはじく作業なのですが、大好きでした。そうか、豆と向き合うことをもっとしたいんだ。
じゃあ、焙煎だ!修行だ!!という勢いです。

焙煎をできるようになれば、教育の仕事とのバランスも保てるようになるかも。そして、大好きな珈琲の世界にももっと入り込める。

もっともっと、自分の感覚を研ぎ澄ませて生きていきたいです。

せっかく生きているんだもの、自分の人生を貪欲に楽しみまくりたいです!

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