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きもの文化検定勉強

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「きもの文化検定」の勉強記録です。
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きもの文化検定合格!

前々から頑張っていたきもの文化検定1級の結果が届きました!

結果はなんと1級に合格しました!60点以上だと準1級、70点以上だと1級合格です。試験後はせいぜい6割ぐらいで準1級に受かればいいかなと思っていたんですが、なんと結果は75点!なんとか受かることができました。

努力が報われて嬉しいです!

きもの文化検定感想

きもの文化検定感想

一昨日、きもの文化検定1級を受験しました!

忘れないうちに感想をまとめたいです。

やはり、さすが1級。今回もかなり難しかったです...。
ただ、収穫もありました。

まずは、夏に行われた合格対策セミナーで勉強した内容が意外と細かいところまで出ていたことです。
一応セミナーの内容は重点的に勉強していて、もちろん何問かは解けたのですが、細かいところまで出題されており、「知ってるのに解けない💦」と

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明日は着物文化検定本番。
できる限りの勉強をします!

きもの文化検定勉強vol. 22(その他の箔)

きもの文化検定勉強vol. 22(その他の箔)

☆今日のポイント昨日摺箔について扱い、興味が湧いたのでその他の箔押し技法についてもまとめてみました。

切箔は和紙に金箔を貼り、裁断したものです。
揉み箔は伸ばした箔を揉み込みシワやひび割れを出したものです。
引箔は金銀糸を緯糸に織り込んだものです。

箔一つとってみてもいろいろな表現があるんですね。

参考:
http://www.so-bien.com/kimono/素材/切箔.html
ht

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きもの文化検定勉強vol. 21(摺箔)

きもの文化検定勉強vol. 21(摺箔)

大学の課題が多く、先週土曜から火曜まで全く勉強できませんでした💦
ドイツ語を読まなければいけないんですが、難しいです...

☆今日覚えたポイント過去問を解いてみた所、わからなかった問題に、摺箔についてのものがありました。型紙の江戸時代以前の使われ方は?という問題です。

答えは摺箔。摺箔の技法についてよく分かっていなかったので調べてみました。

日本大百科全書(ニッポニカ)によると摺箔とは以下

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きもの文化検定勉強vol. 20(重要無形文化財)

☆今日覚えたポイント先日上げた伝統的工芸品と近い概念が重要無形文化財です。伝統的工芸品は経済産業省の管轄であるのに対し重要無形文化財は文化庁の管轄になります。

重要無形文化財にはおおまかに分けて各個認定と保護団体認定の2種類があります。各個認定はいわゆる人間国宝のことで、保護団体認定は工芸技術を継承する団体に贈られるものです。

保護団体認定の認定の方式は

芸能または工芸技術の性格上個人的特色

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きもの文化検定勉強vol. 19(伝統的工芸品)

きもの文化検定勉強vol. 19(伝統的工芸品)

11/7のきもの文化検定まであと32日です。暗記はあまり得意ではないのですが、直近の過去問5年分ぐらいは完璧にしたいものです。

☆今日覚えたポイント着物文化検定でしばしば登場する概念が「伝統的工芸品」があります。伝統的工芸品は経済産業大臣が指定した工芸品で、以下のような要件によって指定されます。

主として日常生活の用に供されるもの
その製造過程の主要部分が手工業的
伝統的な技術又は技法により製

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きもの文化検定勉強vol. 18(締機)

きもの文化検定勉強vol. 18(締機)

きもの文化検定勉強vol. 18(締機)

☆今日覚えたポイント大島紬は奄美大島で作られる先染め織物の一つですが、その製造工程の特徴の一つが締機(しめばた)の使用です。

締機は絣を作る専用の機で、締機を用い、緯糸に絣糸を用いて織りすすめることで、絣筵(かすりむしろ)をつくりあげます。これを染めると、縦糸と緯糸が交差した部分が染残り、絣糸ができるのです。

さて、締機を用いる染織品の代表的なものは

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きもの文化検定勉強vol. 17(首里織)

きもの文化検定勉強vol. 17(首里織)

きもの文化検定勉強vol. 17(首里織)

☆今日覚えたポイント首里織は首里で作られた織物の総称です。首里絣、首里道屯織、首里花織、首里ミンサー、首里花倉など様々なものがあります。経済産業大臣指定の伝統的工芸品の一つです。

首里絣には基本の3つの文様配置があります。
それが、綾の中(アヤヌナーカー)、手縞(ティジマ)、諸取切(ムルドゥッチリ)

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☆覚えておきたい着物用語
秋田八丈
八丈と名前がついていますが、黄八丈と異なりハマナスな根で染めます!

きもの文化検定勉強vol. 16(小裁、中裁、大裁)

きもの文化検定勉強vol. 16(小裁、中裁、大裁)

きもの文化検定勉強vol. 16(小裁、中裁、本裁)

なかなか暗記ができず、一苦労です...。
過去問でわからなかった問題があって、しかも答えを見たら知っていた問題だったりするととても落ち込みます。そんなときでももう一度復習をして暗記に務めるしかないですよね。

☆今日のポイント着物の裁断方法の区分に小裁、中裁、大裁というものがあります。これは年齢ごとの用布量の差に基づくものになります。

小裁

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着物勉強vol. 15 (扇)

きもの文化検定勉強vol. 15(扇)

本日は扇について勉強していきたいと思います。
きもの文化検定ではこれまでに歴史的な扇について何題か出題されています。

☆今日のポイント今日は、笏、檜扇、蝙蝠扇(かわほりおうぎ)、末広(すえひろ)、中啓についてまとめていきたいと思います。

笏は、扇ではありませんが、扇のように手に持つものなので、まとめて紹介しました。細長い板状のもので、束帯着用時に持ちま

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着物勉強vol. 14 (東京手描友禅)

きもの文化検定勉強vol. 14(東京手描友禅)

本日は過去問を解いて間違えてしまった箇所の復習です...
経済産業大臣指定の伝統的工芸品の「東京手描友禅」になります。

☆今日のポイント東京手描友禅はいわゆる三大友禅の一つ、東京友禅のことです。江戸ならではの抑えられた粋な色彩と、一人の職人が一貫作業で制作することが特徴です。京友禅と異なり型友禅は制作されていません。

東京手描友禅には主に三種

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