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人生編・自分を再び信じられるようになるまで


あなたは自分を全面的に信じていますか?

と聞かれて、「はい!」とすぐに答えられる人はどのくらいいるのだろう。

2年前、私は自分のことをほとんど信じられなくなっていた。
うまくいっていたビジネスが、コロナのせいとは言えうまく行かなくなり、
(誰もがそうだった、と最近気づいたが)それに伴い今まで自分が「当たり前」だと思っていた考え方が、実はもう時代に合わないのではないか、何より自分自身が窮屈に感じているのではないか、と感じていたようだ。

「感じていたようだ」という曖昧な書き方をしたのは、その時に私が実際に感じていたのは
「自分のことが嫌い」という、自己嫌悪だったからだ。

なぜ自分が嫌いなのかがわからないけど、自分を好きになれない。
何をどうしたら自分を好きになれるのかもわからなかった。

セミナーに参加し、
本を読み、
旅に出た

そこで気づいたこともたくさんある。

自分が何が嫌いなのか
自分が興味が持てないものは何か

がだんだんとわかってきた。

嫌いがわかると、その逆に行けば自分を好きになれるかもしれないと思えたのは、よかった。
だから、もし今「どうしたらいいかわからない」と思っている人は、とりあえずなんでも首を突っ込んでみるといい。
欲しいものは見つからなくても、いらないものはわかる。
つまり、「消去法」が活かせるのだ。

勿論人間関係も同じだ。
嫌な人がわかる。
その人に会うくらいなら、自宅で自分の家をパワースポットにするくらい、居心地の良い空間作りをしたいと思ったので、その通りにした。

あまり人に会わない生活を送っていた。

そして2年経った今、ようやく自分を信じられるようになってきた。
自分を信じると書いて、「自信」だ。

消去法で自分の嫌いなもの、興味がないもの、必要ないものがわかり、その反対側にある「必要なもの」「好きなもの」「興味があるもの」が明確になってきた。

興味がないものは、一切手を出さないし時間も使わない。
時間を自由に使える生活が、一番大事だとわかったのだ。
それを実現するために、今は動いている。

そして自分が好きなもの、必要なものがわかってくると、自分が得意なもの、できること、にもようやく目が行くようになった。
今は自分ができることを、最大限活用して、充実感を高めていきたいと思っている。

その一方で、他人から見れば「全く意味がないこと」にも、自分が意味があると思えばどんどん時間を使っていきたい。

結局私が自分を再度好きになれたのは、「完全に迷子状態になっていた自分が、時を経て次のステージが用意されていたことに気づいたこと」が理由のようだ。

何もせずに生きていくのも人生だけど、私はどうもそうではないらしい。
やっと役目を授かった気分で、これからは歩いて行こうと思っている。


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