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心を掴まれっぱなしだったバンコク旅


4泊5日の旅が終わった。
詳しくは旅記事で書いていきたいと思うが、今回の旅はいろんな意味でいつもとは違っていた。

1 旅の予約を全て完了したのは、出発の5日前だった。
2 その場所にいきたいという理由よりも、人に会いに行く、バンコクを「感じる」ことが目的だった。
3 9年前にたった一度しか会っていない人たちと再会したが、不思議と違和感がなく、お互いにかなり踏み込んだ話ができた。
4 地理、通貨、交通機関、などをあっという間に覚えることができた。
5 ホテルのアップグレードや、現地のコンドミニアムを見せていただいて、まるでお姫様気分になれた。

昨年、世界一周はファーストクラスとビジネスクラスで行ったし、ホテルもその後グレードが上がって、アップグレードをしてもらうなど、「お姫様気分」を何度か味わっていたのだが、それを上回る体験をして、しばらく放心状態になったのは記事に書いた。
正常な思考で記事を書くことができなかったのは、初めてかもしれない。
それほど衝撃が大きかった5日間だった。

タイ在住の方々のお話は、日本人でありながら日本人らしくない(良い意味)発想と経験が盛りだくさんで、なんだかんだで日本以外の土地に「住んだ」経験は、アメリカでの1年間しかない私にとって、起業しながら現地で生きている人たちの話は面白すぎた。


タイ高級レストランにて


それぞれの人生があり、それぞれの理由やキッカケがあって、今バンコクにいる人たちだが、全員が口を揃えて「バンコクは住みやすい」と言う。
数カ国に住んだことがある人も、だ。
その理由は、日本食レストランの多さ、日本人の多さ、日本語を話してくれるお店のスタッフ、など、日本を離れて困るようなことが全く困らないようになっているからだ。
確かに街を歩いていても、そこかしこで日本語が聞こえてきたし、日本語を話すホテルスタッフなどは多かったように思う。


サンペーン市場

私のバンコクの印象は、「新しいものと古いもの」「西洋的な部分とアジア的な部分」それ以外にも「二つの面を持つ都市」だ。
決して複雑ではないのだが、それぞれに応じて違う顔を見せてくれるから、あらゆる人たちが居心地の良さを感じるのかもしれない。
電車の中でも、街やレストランでも、観光客も現地の人もゆったりくつろいでいるように見えた。同じ南国でも、私のその街の印象は少しづつ違っている気がしている。

何より、初めて訪れる街では第一印象が大事だと思っていて、まず空港に到着し、機外へ出た瞬間、「あ、いいかも」と思ったことも覚えている。
結局第一印象通りのバンコクだった。


空港ターミナルへ向かうバス


もちろん、日本とは全く違う文化も、在住者ならではの視点で教えてもらったし、いいところばかりでもない。だが、昨年の世界一周で学んだ「完璧な国はどこにもない」と言う言葉を思い出せば、かなり高得点をあげたい都市だったことは間違いない。
当初にあまり期待をしていなかったことも、逆にギュッと心を掴まれてしまった理由かもしれない。
もちろん、一人一人感じ方は違うはずだし、バンコク以外のタイを見ると印象が違うのかもしれない。
だが、帰りの飛行機には案外高齢の方々が多くて驚いた。東南アジアは移動と時差が楽だからかもしれないが、その貪欲さに感心すると同時に、どうしても行ってみたい東南アジアの国の一つなんだな、と感じた。


書ききれないほどの情報と、感性を大きく揺り動かされた5日間を、別記事で書いていこうと思う。
後から考えると、「あの旅がターニングポイントだったね」と言いそうな気がする旅だった。


コンドミニアムのプールの一つ 他に2、3個プールがある


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