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自分の限界を決めるのは自分


「自分の限界を決めるのは自分」

この言葉が最近身に沁みる。

私自身もそうだが、生徒さんたちを教えていてもそれを感じる。

人は、自分が経験したこと以上のことを想像することは難しいし、自信が持てず、不安になる。
だが、「挑戦」とは、自分が経験したことがないことばかりだ。
経験したことがないから、どうしても今までの狭い枠の中で考えて、「自分はここまでしかできない」や「自分には無理だ」と思いがちだ。

でも、それを突き抜けて「挑戦」するからこそ、
人は自分の才能を発揮できる。
今までの自分の限界を突破できる。
いわゆる「ブレークスルー」だ。

それなのに、自分自身も自分の才能に、本当に全てパーフェクトに気づいているか、というとまだ気づいていない能力があるのだと思う。

先日も生徒さんたちを教えていて、
「自分は以前失敗したからできない」
と思っている人が多いと感じた。
でも、実は面接でお話しできる素晴らしいネタをちゃんと持っているのだ。

ただ、「自分は大した経験はしていない」と自分の限界を自分で決めているため、
「この話をしていいのか」と疑いを持つのだが、話を聞いてみると、十分に話せるネタでそれをお伝えし、少し整理すると、「えーっと」や「あのー」をいつもいう人が、一切言わずに、スラスラと話せる。

まるで生徒さん自身は、魔法にかかったかのように感じたようだが、「自分で自分の限界を決めず、可能性を信じた時、持っている能力が一気に噴き出る」

という感じだと私は思っている。

このような場面を何度も見てきた。

私の仕事は、生徒さん自身が持つ才能を引き出す仕事なのだと思う瞬間だ。

それなのに私自身のことになると、自分で限界を決めているし、以前は時間もなかったので、自分の眠っている、気づかない才能があることさえ気づいていなかった。

多分、こう思う。

人は、自分が思っている以上の才能があり、「できる」と思ったことはきっとできるんだ、と。

ただただ信じるだけ。
自分の気づいていない才能を。

勿論「できる」ために準備もするだろうし、努力もするだろう。
でも、その過程で「できる」と信じてやるのか、「きっとできないだろう」と思いながらやるのか、それによって結局「できるかできないか」が決まるのだ。

みんな誰でも、自分が思っている以上に才能がある。
私はそれを今生徒さんたちから教えてもらい、自分に還元しているところだ。
かの人もこう言っている。

「思考は現実化する」

(ナポレオン ヒル)

もう一度この本を読み返してみる時期のようだ。


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