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わたしの中に全ての可能性がある

前回ヒプノセラピーを受けた直後のメモを書いた。

その後、フォローセッションというものがあって、セラピー中に私が話した内容を全てメモして時系列でまとめたものを見ながら振り返るということをした。

実はこれがすごくよかった。セラピー直後より、このセッションによって得た感覚にとても価値がるように感じた。

セラピー中はいくつものシーンがとびとびに移り変わるのだけど、それは事前に想像していたよりもぜんぜんスムーズにいかなくて、問いかけられるたびにイメージよりも思考が前に乗り出してきて、「そんなことを聞かれてもなにも思いつかないし」とか「そのイメージは正しくないのではないか」と常に不安がつきまとい、がんばって必死に答えを口にするということが続いた。

実際に辻褄の合わない設定が出てきたり、時には全然無関係と思われるようなイメージを口にしたりしていた。だから、前回書いたストーリーや登場人物から何かメッセージを受け取ると言われても、所詮、、、みたいな気持ちがけっこうあった。

それが、このアフターセッションを受けて出てきている全てのイメージや順番を紐解いてみると、そこにこそ見えてくるメッセージがあった。そう、つまりあんなに無意味に思えていたイメージや場面展開にこそ、私の内面にある思いやトラウマ的なものが表現されていたということ。

例えばとても無秩序に関連性もなく出てきた聖堂のイメージ。全て通して振り返ってみたことで、あの聖堂には私の中の「ニュートラル」「中庸」でいることの価値や安心感を表していることが分かった。

そして、その振り返りの最中にそうやって意味がつながった瞬間に、あちこちに飛んで辻褄の合わないように感じていたイメージは、それこそが私の中に存在する過去であり未来である、同時並行的に存在するいくつもの世界でありパラレルワールドであり、自分の内側にあらゆる可能性がここにあるんだという、うまく言えないけどそんな感覚がばっと湧き出て全てが納得できたような感じがしました。

自分の潜在意識にアプローチする意味がやっとわかった気がします。私が今こうして体験しているこの現実(と思えるもの)は、潜在意識の中にあるただのひとつの可能性を映し出しているだけ。すべてのイメージに意味がある。だから茶番ぽくて正しく思えないことでも、湧いて出てきたことはなんでもOK。だって全てがもうあるから。

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