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生き方と時間の使い方は、自分で決められる


今日のスケジュールは誰が決めたのだろう?

今日会う人は本当に会いたい人だろうか?

今やっている仕事は本当にやりたい仕事だろうか?

これに全てイエスと答えられる人は、多分幸せだ。

私はようやくイエスと言えるようになったが、以前は違っていた。

あまり会いたくないのに、会いに行ったり。

ほとんど読まないメルマガを解除できなかったり、

本当は断りたい仕事を、断れなかったり。

その理由は、たったひとつ。

断りづらいから。
その奥には「嫌われたくない」「相手に嫌な思いをさせたくない」という、一見優しさのような理由だった。

でも、「ほとんど読まないメルマガ」を受け取り続けることは、本当に優しいことなんだろうか?
さらに言えば、メールボックスの整理をする時間がもったいなくないだろうか?

会いたくない気持ちで、愛想笑いをしてその場の話に合わせていても、頭は何か別のことを考えていたり、「あーこの時間に別の仕事ができたな」
と思っていることが、相手にとって親切なのだろうか?

こんな風に書くと、あまりにも「ストレートすぎ」て、「いや、そこまで言わなくても」と思う人がいるだろうし、私も中学生の頃に「お前のいうことは正しいかもしれんが、あまりにもストレートすぎて相手を傷つけるかもしれんから、きをつけろ」と
父に言われて以来、こんな風にストレートには考えないようにしていた。

でも、頭では考えてるもん。

言わないだけで。

きっと誰でもそうだと思う。

問題は、そのあとだ。

「人間関係って大事だから、そんなことを考えるのは頭の中だけにして、これからも仕方がないから付き合っていこう」

と思うのか、

「私に残された時間は長くないんだから(たとえ20代であっても、平均寿命からすれば残り60年くらいで、健康的に活動できる期間といったら、残り50年くらいだろうから、決して長くはない)うまく断って、自分のための時間、スペース、気持ちの良さを優先しよう」と考えて、実際に行動に移すか、の違いだ。

私は、2020年以来、後者、つまり
「自分のためだけに、自分が本当に喜ぶことだけのために時間を使うスケジュールの実現」に向けて時間をかけてきた。

仕事は責任があるので、その時期までは果たすしかないので、一つ一つそのタイミングで断ってきた。

人間関係は、口実を言って断ってきた。

ほとんど袖を通さない服を売ったり、捨てたりした。
(これはまだ継続中)

仕事を減らしたら、不要になった書類を処分した。

何度も読み返している本以外は、お気に入りの古本屋さんを見つけて、買い取ってもらったり、メルカリで売り、母にもあげた。

そうすると、部屋と頭に「余白」ができ、余裕ができる。
物や仕事について考える時間が減ったからだ。

余裕ができると、「本当に自分の心が喜ぶことは何か」がわかってくる。
忙しい時は、「自分の心が感じていること」がわからなくなる。
たとえ気づいていても、日々の逃げられないタスクをこなすことを優先してしまう。

私も、そうだった。

もしかすると、ほとんどの人は逆に考えているかもしれない。

自分のやりたいことが見つかったら、仕事を断り、人間家計を整理する、と。

でも「手放したら入ってくる」という言葉があるように、先に「自分の心に聞いて」いらないものを手放すことが大事だったのだと、この2年半を振り返って思う。

そして今私のスケジュールは、余白が多く、仕事は好きな仕事しか入っていない。
大変申し訳ないが、レッスンする生徒さんも選んでいる。
私が乗り気になれない人には、教えたくないから。

この余白あるスケジュールだけど、今日の私の日替わりタスクノートには、なんとやりたいことが、5つも入っている。
そして何よりこれらをやれる時間が私にはある。

これがどんなに幸せなことか、わかる人にはわかると思うが、実際にはなかなかできていない人が多い。

なぜできないのか?

それは手放すことには、不安がつきまとうから。

手放したら後悔するのではないか。

手放したらもうこれ以上のものは入ってこないのではないか。

手放したら(特に仕事)お金に困るのではないか。

こんな不安を、私もずっとどこかに持っていた。

でも、今私は自分を心から信じることができている。

それは、「誰にも見せない回想録」を書いたから。

お金に困ることも、一生ないと信じているし(何か物理的な確証があるだけではない)
自分は運がいいと心から信じることができたのも、回想録のおかげだ。

時々大変なこともあるが、その時にも必ず誰かに助けられ、「良い経験だった」と思えた人生だったことを、回想録を書いてわかったから。

別に回想録を書かなくてもいい。

何がきっかけでもいい。

手放すかどうかを決めるのは、自分の心に聞けばわかる。

「手放す」ことを想像して、気が楽になったら、
それは手放したほうがいいということ。

手放すことを想像して、胸が苦しいなら今はそのタイミングではない、ということ。

タイミングがくれば、手放すかどうかをもう一度考えたらいい。

早いほうがいいとか、じっくり決めたほうがいいとか、はない。

あなたにとっての最適のタイミングは、ちゃんと「わかる」か、「知らされる」から。

頭に余白があり、心に余裕があれば「メッセージ」をキャッチできるから。

あとは、そのメッセージと心の声を無視しないこと。
その通りに受け取り、その通りに実行するだけ。

最初は「本当にその通りにしていいのか」と少し不安があるが、やってみたらこれが全てうまく行っている。

今年の5月ごろからずっとメッセージ通りに行動しているが、全てうまく行っているのだ。
そして、今理由はわからないけど背中を押されている感じがしていることを、実行しようとしている。

準備もスムーズに行き、なんのトラブルも邪魔も入らない。
うまくいく予感しかしない。

メッセージが先。

そのメッセージ通りに行動していると、それがいくべき道だとわかる。

納得は、後。

すごく不思議だけど、私が実際に経験したことであり、今信じていることだ。


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