成長ってなんだろう



若い人たちが口癖のようにいう。

「成長したいんです」
「成長できる環境で働きたいんです」
「成長できる仕事がしたいんです」


ちょっとした大人なら、この言葉の矛盾に気づくだろう。

成長したいのは良いとして、
成長できる環境に頼らないといけないなんて、大丈夫なのか、と思うし、
成長できる仕事なんて、本人の働き方次第でいくらでも見つかる。
仕事を経験したからと言って、成長が保証される訳ではないし、仕事で成長するためには多くの失敗をするし、(私の場合だけ?)時には死ぬほど大変なことをこなしたり、プレッシャーと戦って負けないことが必要となる。

これら全てを引き受けて、それでも成長したいと思っているのであれば、全く問題ないのだけど。

そもそも成長って何?
と考えてみた。

成長とはできないことができるようになること。

成長とは知らない知識を身につけること。

だろう。

ただ、自分が成長していることには気づかないことが多い。
「私成長したな」と思うときは、かなり後のことで、成長過程ではほとんど本人は気づいていない。

ではどんな時に成長しているのだろうか?

・新しいことに挑戦しているとき

・悩んでいる、苦労している時

だと自分を振り返って思う。


コミュニテイラジオ番組を持った時も、
インターネットラジオを始めた時も、
YouTubeを始めた時も、
noteを始めた時も、
最初は失敗や試行錯誤しながらも、あまり他の人のものは参考にせず、自分が良いと思うものを
発信し、その結果を分析するだけだが、工夫はするし、どんな方法が一番いいのかは追求する。
その間必要なことは調べるし、新しい知識と経験は増える。
だからこそ成長する。

また、悩んでいるときはその悩みから解放されるためにはどうしたらいいか、を必死で考え、本を読み、人に相談したりするので、結局は新しい考えや知識を取り入れている。
だから成長する。

つまり人は新しい知識や価値観を取り入れたり、解決法を考えることで、本人が自覚していなくても実は成長し続けているのだと思う。


成長を選ぶか、選ばないか


どちらを選ぶのも本人次第。
どちらがいいかと言う事は誰にも言えない。

どちらが好きか、だけだ。

私が思う成長することの最大の喜びは、「視座の変化とそれに伴なう交友関係の変化」だ。


今まで気になっていたことが全く気にならなくなったり、
今まで憧れていた人と友達になったり
昔悩んでいたことがものすごく小さなことに思えたりした時、
よかったな、と思うし嬉しい。

これがいわゆる成長している、と言うことで、この「視座」が変化する事を私は楽しいと思うようだ。

私は頭で理解だけでは足りず、実感することで初めて受け入れることができる体質なので、一度視座や価値観が変わったことを経験したからこそ、成長は楽しいと思えているのだと思う。
だからこそ、毎年新しいことに挑戦し続けている。

今年の挑戦はすでに。。。と書こうと思って、実は今年はまだ新しいことに一つも挑戦していないことに気づいた。
あかん・・・
40歳を過ぎた時から、毎年一つは新しいことに挑戦する、と決めていてそれはコロナの時も達成し続けていたのだ。。。

いや、3つほど実は挑戦したいと思っていることがあるので、それをやらなければ私の成長は止まってしまう・・・

視座を変える、交友関係を変えるチャンスなので、今年残り約半年間でやっていこう。
死ぬ前日まで新しいことに挑戦し続けていたら、きっと私は笑いながら死んでいけると思うから。

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