2023年旅の締めくくりは、神戸、淡路島へ 3日目 神戸御影から淡路島へ
旅行3日目は少し早めに朝食に行った。
今日は人も少なく、昨日同様吹き抜けのある席に案内される。
昨日から娘が、「宿泊してる部屋によって、案内される席が違うんじゃない?」
と言っていた。
吹き抜けのある席には、クラブフロアの人しか案内されてないのではないかと言う仮説だ。
今朝、レストラン入口で朝食券を出した際、そこに置いてある回収済みの券をちらっと見てみた。
すると、
色が違う!!
私たちはクリーム入りだったが、テーブルには緑色のチケットもあった。
やっぱり、お部屋のグレードによって、席を決めているようだ。
海外では、これらの「区別」が当たり前で、日本ではあまり見かけることも、体験することもなかったのだけど、シェラトンが外資系だからなのか、
今回グレードの高い立場で宿泊してるからなのか、日本もちゃんと資本主義であることを、実感させてくれた。
一言で言えば、「お金次第」
コスパがいい、と言う表現は、「いかに少しでも安く支払うか」を日本では意味するが、本来「払った分のリターンが金額に相応しいこと」だと思う。
そう言う意味では、海外旅行で払ったホテル代のリターンを、今日本帰国後も引き続き味わえているのだから、海外旅行はコスパが良かったのだとつくづく思う。
人の価値観はそれぞれだし、価値があると思うものにお金を払えば良いのだけど、この2泊は十分な価値があったと思っているし、なかなかこんな経験をする機会が少なかったので、新鮮だった。
外資系ホテルは、いや一流ホテルは、普段日本人が忘れるように、気づかないようにしている「資本主義の国」であることを気づかせてくれる。
朝食後、チェックアウトし、御影に向かう。
しかし、下調べをした店がない。
おかしいなと思って、調べてみると、阪神御影駅と阪急御影駅があり、私は阪急の駅に向かうべきところを、阪神の駅に行ってしまった。
スーツケースを引きながら、徒歩15分の緩やかな坂道を歩く。
方向音痴の親から生まれたのに、方向音痴ではない娘が案内するので安心だ。
そうして到着したのが、神戸で有名らしい、西村珈琲店。
次から次にお客さんが入れ替わる、昔ながらの喫茶店だ。
ロイヤルミルクティを注文すると、少し時間はかかったものの、本格的なミルクティーが登場。
紅茶とミルクの割合がちょうどよく、ただ紅茶にミルクを入れたものではないのがわかる、極上のミルクテイだった。
食器は、Narumi。
日本の有名食器メーカーのものだった。
飲み物の最後の仕上げが、食器だと思う。
どんな器で飲むかによって、味さえも違う気がする。
実際はただ、気分が違うのだけど。
しばらく歩いたので、御影はもういい、と思い、
私が買い忘れていた、マリアージュ フレールの
紅茶を、マリアージュ フレール本店の神戸元町店に買いに行くことにした。
マリアージュ フレールは、関東と関西にしか店舗がない。
オンラインでも買えるのだが、量り売りは店舗のみのため、関東に出張の際にいつも購入していたが、しばらく出張がないので、今回神戸で買うことにした。
店舗は写真NGなので、写してないが、広い。
カフェも併設されている点は、銀座店と同じだが、銀座店より広い。
ここのスタッフは男性がほとんどで、白いスーツを着ている。
おそらく全ての紅茶の種類と香りをおぼえていて、私が購入する紅茶から、好みを推測し、次回購入の際のおすすめの紅茶の香りを嗅がせてくれたりする。
ここでは私は自分の好みをストレートに告げ、おすすめやアドバイスを聞いて購入する。
このやりとりができることで、私も数種類の紅茶の名称と味と香りを覚えた。
茶葉の産地を聞いてもちゃんと即答してくれるスタッフの方々は、本当に素晴らしいと、いつも感心をしている。
まさにプロ、だ。
ここで、娘は自宅へ。
私は淡路島へ向かうため、別れる。
ただ、ここから淡路島に向かうバスの乗り場がわからず、警察と観光案内所の二箇所で聞いてようやく辿り着いた。
(方向音痴ぶりを見事に発揮)
淡路島は初訪問だが、これもマリオットホテルに宿泊するためのホテル修行。
ただ、今回はポイント宿泊ができるので、本当にありがたい。
淡路島には二箇所のマリオットホテルがある。
インバウンドを迎え入れる準備ができているのだ。
そのうちの一つ、もうどちらかというと徳島県に近い
福良と言う町のホテルを選んだ。
これも、「なんとなく」だ。
福良に着いたのは、日も暮れた18時過ぎ。
バスターミナル近くのコンビニで、とりあえず買い物をして、雨の降り始めた中徒歩でホテルへ向かう。
あっという間に到着。
暗いので景色は全く見えないが、部屋から海が見えるらしい。
部屋もコンパクトだけど、新しくて素敵。
一階のラウンジは24時間使えて、コーヒー、お味噌汁などは飲み放題。
フロントスタッフの人が、近隣の飲食店の紙をくれ、おすすめも教えてくれた。
そう、このホテルにはレストランがないのだ。
その理由は後からわかるのだけど、夕食はもういいかなと思って、コンビニで買った肉まんで済ませた。
明日はどうするか、は明日決めよう。
一人旅はいつもこんな感じ。
自分の気分と、体調と天気次第。
今日も12,000歩くらい歩いているので、ゆっくり休もう。
朝食がないと言うことは、好きなだけ寝てていいということ。
それは本当にありがたい。
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