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ハードルを下げる

しあわせに、自己肯定感を下げずに生きていく方法に、「ハードルを下げる」と言うのがあると思っている。

子供なら次のテストで50点、つまり半分くらい取れればいい、と自分で設定する。

そうすると50点くらい余裕で取れると思って、勉強しない子も出てくるだろう。
その結果50点が取れたら、「俺は勉強しなくても50点取れる。勉強したら100点取れるんじゃないか」と思う子も出てくるだろう。

もちろん「50点で満足」ならば勉強はしないだろうが、「自信」を持って生きられるだろう。
勉強せずに50点なら、やれば俺はできるけどやらないだけだ、と信じられるから。

何を言いたいかと言うと「やる気をなくさないこと」「自信を保ち続けられること」がハードルを下げた時のメリットだと感じたのだ。

私がnoteを始めて4年が経過した。
皆勤賞ではないが、ここ1年は毎日投稿できている。
これも最初から絶対に毎日継続、と思ってたわけではなく、「書きたいことがあれば書こう」と思ってたから続いたのかもしれない。

勉強と違って、自分が書きたいから書いている。
だからこそ、大事なことは「好きでい続けること」
そのためには、ハードルは自分では決してあげない。

スキの数を気にした時期もあったが、最近は10の薄い(ごめんなさい)スキよりも、1の深く、濃いスキの方がいいなと思っている。
その1人に認められる方が、実際に価値があると言うことはあり得ると思っている。
その人がおすすめしてくれたことから、一気に広がることも考えられるからだ。

おかげで毎日書きたいことはどんどん増えているし、
書きたい欲もなくならない。

一つの投稿で1000スキを狙うんだ!
とハードルを上げたら、10スキでもショックだろう。

これを書きながら、今まで私は生徒さんたちに真逆のことを言ってきたことを思い出した。


「60点目指して勉強しても60点は取れない。100点目指して勉強するから90点取れるんだよ」と。
競争が避けられないからこそ言っていたが、もしかすると強制的にハードルを上げられて、やる気をなくした人もいたかもしれない。

試験に競争はつきものだが、人生に競争はない。
人生は1人1人違うから、競争にはならない。

若い彼らはとっくにわかっているだろうが、
人生では、自分で自由にハードルの高さを設定して生きていってほしいなと思っている。


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