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自分の未熟さを知って、俄然燃えた


今日の内容は、完全に自分のことなので、興味がない人はスルーしてくださいね。

ここしばらく、ある公募に出すため、原稿と向かい合う日々だった。
作家になると図々しくも決めて、実際に仕事を辞め、書くことに専念して4ヶ月目に入った。
小説2本はすでに応募しているが、もう一本を先ほどインターネットで応募した。

いくら下書き原稿があったとは言え、20万字を超えた原稿を推敲するのは、とてつもない時間がかかった。
しかし、毎日のノルマを決め、それをほぼ毎日守り切った。
そして、昨日完成。今日最後の読み直しをして、提出が終わった。

書いている時は、作家視点。
推敲している時は、編集者視点が必要だ。
この4ヶ月間、書くこととそれ以上に読むことに時間を割いてきたため、読み方がかなり鋭くなっているのを感じる。
その鋭さを、自分の原稿に向けた時、未熟な部分が山のように出てきた。
できる修正はしたが、これが今の自分だ、と認め、それ以上の修正時間を取るのをやめた。
一度は推敲しているのだから、これで出そうと思った。

一つ救いなのは前半よりも後半の方が、少し読んでても面白いな、という文章が増えていたことだ。
書くことで成長していくのだから、とにかく書きなさい、と言う作家さんの言葉を読んだことがあるが、本当にその通りだと思った。

冷静に自分を評価すれば、まだ中学生レベル。
ただ、やる気は相当あるし、熱いものも、才能のようなものも、自分の中から
まだまだ湧き出てくるのを感じている。まだ、書く量が足りていない。
書けば書くほど、中から出てくる感じはある。
未熟だけど、自分の伸び代も感じて、俄然やる気になっている。

ずっと人の個性を見抜き、どのレベルに達すればいいのか、を判断し、どうしたらいいのかをアドバイスしてきた仕事で培ったその目線を、今自分に向けている。
かなり厳しい先生だったことは自分でも認めているので、その目線が自分に向かった時、自分が評価する作品が書けるだろうと思っている。

今まで人に評価される仕事ばかりをやっていたが、これからは違うのだ。

これからは、自分が納得する作品が書けることが一番なんだとわかったし、それを目指す。
厳しさが、こんな風に役に立つ日が来るなんて、思ってもいなかったが、自分に向ける分には、何の問題もない。
自分で評価できる作品を書くこと。
それを目指して、明日からまた書き続けていこう。


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