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はじめてのデジタルマーケティング【入門手引】

インターネットを活用してもっと売り上げを増やしたい。
ホームページを作ったがいまいち効果があった気がしない。
SNSを始めたほうがいいのかわからない。
そもそもインターネットが詳しくない。

上記のお悩みをもつ人や企業に向けてデジタルマーケティング(主にWebマーケティング)についてまとめてみました。

読み終わった時に次の一手をどうするか、なんとなく決められる状態になっていただけていると嬉しいです。

デジタルマーケティングは、できてて当たり前の時代

デジタルマーケティングは、インターネットと、デスクトップコンピュータ、携帯電話、その他のデジタルメディアやプラットフォームなどのオンラインベースのデジタルテクノロジーを利用して製品やサービスを宣伝するマーケティングの手段です。 (ウィキペディアから引用)

インターネットが私たちの生活に定着してきたことによりこれまでのマーケティング手法ではできなかったことが可能になってきました。

といってもインターネットが本格的に登場し定着し始めたのが1995年のWindows95の発売くらいからだと思います。95年が始まりだと考えると2020年の今は25年経過してます。四半世紀です。

四半世紀も経過したことによりデジタルマーケティングは、新しいマーケティングの概念とは言えないくらい世の中に浸透しています。

つまりインターネットを活用して販促活動(マーケティング、プロモーションなど)をしていない状態は、今の時代としては大きなデメリットになります。簡単に言うと時代遅れ。

インターネットを活用した販促活動(Webマーケティング)は今までの販促活動よりもローコスト・ハイリターンが期待できます。小さな投資からスタートさせて効果がでてきたら投資額を増やしていくことができるため中小企業などの資本力の少ない企業ほどデジタルマーケティングを積極的に活用していくべきだと考えています。

Webマーケティングの変遷

インターネットを活用した販促活動をWebマーケティングとしてこれから記載していきます。

Webマーケティングの手段として当初(2000年代前半)は自社のホームページを持つことが一般的でした。「インターネットという新しい世界に自分の会社をつくりましょう」といった営業フレーズをよく聞きました。当時の経営者の方々も新しい世界に支店を増やすぞーみたいな人が多かった気がします。

自社のホームページのことをオウンドメディアと呼びます。

ホームページを作成して検索で上位に出てくるようにする(SEO対策)とYahoo!のカテゴリに登録してカテゴリ検索から見つけてもらう。これらの対策が一般的でした。

とはいえ、まだパソコンを持っている人は少なく、効果はそんなになかったように思います。一部のコアなユーザーで流行っている程度でした。

携帯電話(おもにiモード)が登場してきたあたりから少しずつ変わってきます。そしてスマートフォン(iPhone)が登場して一気に変わりました。

自宅や会社にあるパソコンでしかできなかったインターネットがスマートフォンによって場所に制限されることがなくできるようになりました。

引用:総務省ホームページ

パソコンやスマートフォンが普及したことにより、情報発信は企業だけでなく個人でも発信できるようになりました。

パソコンの普及でブログで情報を発信する芸能人や一般の人が増えました。そして今ではSNS(ツイッターやインスタグラム)を通して誰もが情報を発信している時代です。

Webマーケティングの手段はホームページを作るだけだったのが、今ではブログ、SNS(ツイッター、インスタ)、Youtubeなど様々な手段があります。

しかもホームページ、ブログ、SNS、Youtube、ECサイトは基本的には無料で始めることができます。無料で誰でも始めることができるため、他社との差別化をするためにはデジタルマーケティングの運用ノウハウがとても大事になってきます。
逆を言うと、誰でもできるのに、何もしていないというのは、それだけでビハインド(不利)になってしまう時代です。

何からすればいいのか?

何もしていないことはビハインドになってしまうと書きましたが、すべてやればOKということでもありません。きちんと運用できないのであれば無理に手を出す必要はなく、まずはできる範囲から少しずつ広げていくことが良いと思います。

ビジネスを大きく分けるとBtoCとBtoBがあります。ビジネスの形態に合わせたデジタルマーケティングを選択することが重要です。

まずはBtoBからまとめます。

BtoBのWebマーケティング

BtoBの場合は自社のホームページは必須です。自社のホームページをベースにしてWeb広告やSNSなどを展開していくのが王道だと思います。

ホームページの立ち位置や役割については下記が一番わかりやすくまとまってます。

ということで、まずは自社のホームページを見直していきましょう。

どこを見直せばいいのかは下記のチェックシートを活用するとよいです。

180もチェックするのは大変かと思いますが、その手間を惜しむとあとで後悔するかもしれません。

それでも時間がないというのであれば、下記は必須だと思ってます。

1. CTA
4. 特徴ページ
6. 事例紹介
12. フォーム

少なくとも上記は徹底しておくべきです。特に「1. CTA」は必須中の必須です。

BtoCのWebマーケティング

BtoCの場合は自社のホームページは必須ではありません。あったほうがベターですが必須ではない。

少し前までは自社のホームページは必須だったと思いますが、今は自社のホームページを持つよりも自分にあった(商材にあった)SNSを活用するほうが重要です。

さらに来店型のBtoCであればGoogleマイビジネスの登録は必須です。GoogleマイビジネスのとSNSは、どちらも無料で対応できるので、運用コスト以外はかかりません。
ただし運用ノウハウはあるので、より効果的に活用したいのであれば自力ではなく、Webコンサル会社に依頼するほうが良いと思います(ただしあくまでサポートしかできないので、実際は自分で頑張る必要はある)。

Googleマイビジネスについては下記noteがおすすめです。

まとめると……

BtoB : 自社のホームページの見直しから始める
BtoC : SNSとGoogleマイビジネスの活用から始める

です。

上記のWebマーケティングが軌道にのってきたら、その次にMAやSFAの導入などをして実業務の効率化と顧客管理をデジタル化していくとよいと思います。

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