見出し画像

クリエイティブを仕事にする覚悟

AIによる画像生成が話題になっている。これによりイラストレーターの仕事が減るんじゃないかと危惧されてます。
たぶん減ります。中途半端なスキルしかない人の仕事は減っていく。

自分がWeb制作者として働いていた時にCMS(コンテンツマネージメントシステム)が登場した。CMSでHTMLの記述方法を知らない人でもホームページを作成できるようになった。またブログも同時に流行り出して多くの人が情報を発信し始めた。いわゆるWeb2.0の時代が始まった。

制作スキルの必要のない人でもホームページが作成できるCMSを見たときに「自分の仕事はなくなるな」と感じた。そこで制作者を極めるキャリアではなく人を動かすマネジメントのキャリアにシフトチェンジした。

制作に携わる人は基本的にマネジメントとかを嫌う人が多いこともあり、制作も理解できて、発注側の立場も理解できる自分は希少性が高くなり、自然と会社で重宝される人間になった。おかげで役職も自然に上がっていった。

これからもクリエイティブの仕事は必要。たぶん需要もたくさんある。そして便利なツールが増えて、誰でも一定以上のクリエイティブをすることができるようになる。

それによって若くて才能ある人が発見されることもあるけど、競合(供給)が増えることで給与は上がりにくくなる。出来る人とそこそこできる人の差が大きくなり2極化していくと思う。

クリエイティブって単語がかっこよくみえて憧れてる。
今の仕事が嫌だからクリエイティブの仕事したい。

みたいな人は、中途半端な立ち位置になる。簡単にお金を稼げそうと思う人ほど給与は上がらない。

クリエイティブが好きでお金はあまり気にしてないです。好きなことだけやりたいんです。くらいの気持ちの人がクリエイティブの分野で活躍していくと思う。

ただ、そういう人はお金を稼ぐこと、魅せることが苦手(興味がない)ので、下手をするといいように利用されてしまう。

自分は、そういう人たちの助けになるような立場になりたい。よいクリエイティブには集中できる良い環境が大事。そしてよいクリエイティブは人の気持ちを豊かにしてくれる。世の中をよくしてくれる。

いいクリエイティブを世の中にもっと広めたい。

クリエイティブが稼げるようになると期待されてるWeb3やNFTとか世の中に色々と話はでてきているけど、まだまだ難しい気がしている。そこらへんはまた頭の中を整理したらnoteに投稿しようかなと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?