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本やセミナーで学んだはずなのに成果につながらないのは「無意識な満足」のせい

本を読んだけど仕事に活かせてる気がしない
セミナー行ったけど仕事に活かせてる気がしない
フレームワークは、たくさん知っているけど使わない
同じことで上司に怒られている
料理本は、たくさんあるけど、いつも同じメニューを作っちゃう
参考書はたくさんあるけど、勉強の成績は上がらない

無意識な満足のワナにはまると上記の状態に陥る。

なぜ改善しないのか?

理由は、行動が変化していないから。

行動が変化しない限り結果は変わらない。

もし結果が変わっていたとしたら、それは環境が変わっただけかもしれない。たまたま周りが変わっただけなので再現性が低い。運に大きく依存してしまっている。

行動が変わらないのは意識が低いわけでもなく、本やセミナーの意味がないわけでもなく、【無意識な満足】のワナに知らずにハマってしまっているから。

【無意識な満足】を【自覚した満足】に変えると行動を変えていける。

満足とは

無意識な満足の説明の前に、満足について説明します。

満足
1. 完全なこと。十分であること。
2. 望みがみちたりて、不平不満がないこと。

人間は、何かが足りない状態に何かをたして補充(補填)すると満足(安心)します。

おなかがすいた(不足)ときにごはんを食べる(補充行動)と満腹(満足)になります。

満腹のときにご飯を食べないように満足の状態では行動をしなくなります。

正しい補充行動をしないと不足は満たされない

「不足」「補充行動」「満足」は3つでセットです。不足を満足に変える補充行動は決まっています。

セミナーに参加したり、本を読んだりする「学ぶ」行為は知らないを知るに変化させるだけで、できないことができるようになるわけではありません。

できない → できる に変化させる補充行動は「行動変化」です。今までと違うやり方に行動を変化しない限り結果は変わらない。

【無意識な満足】を【自覚した満足】に変える

セミナー参加などの「学ぶ」という補充行動は「知らない」→「知る」という満足に変えるだけで「できない」→「できる」という満足に変化してくれません。

学んでも「できない」は「できる」に変化しない。できないままなので当然、成績が上がらない、仕事の成果が出ないということになってしまう。

「知る」→「知らない」という満足を「できない」不足を補った満足と勘違いしてしまうことがある。

満足の中身を把握せず無意識な満足で満たされてしまう。

無意識な満足で満たされて行動が止まってしまう。まだ「できる」になってないと自覚しないと無意識な満足で錯覚して行動しなくなる。

【無意識な満足】  知らない → 知る
【自覚すべき満足】 できない → できる

【無意識な満足】を【自覚した満足】に変えることができれば、まだ「できない」不足を補う行動をすることができる(行動しないといけないと思える)ようになる。

自分の行動がどういう不足を満足に変えたのかを意識して自覚できるようになれば行動を変えることができる。

そうすれば

本を読んだけど仕事に活かせてる気がしない
セミナー行ったけど仕事に活かせてる気がしない
フレームワークは、たくさん知っているけど使わない
同じことで上司に怒られている
料理本は、たくさんあるけど、いつも同じメニューを作っちゃう
参考書はたくさんあるけど、勉強の成績は上がらない

といったことにならなくなる。

ちょっと補足

満足の質を良くするためには素材が大事になります。

空腹を満たすだけなら食材は特に気にしなくても大丈夫ですが、筋トレやダイエットが目的の食事の場合には食材(素材)が重要になる。

素材によって満足の結果の質が変わってきます。

行動変化のために知る(学ぶ)

この場合は「知る」が行動変化の素材になります。どういったことを知ったか(素材)によってできるの質が変化していく。

セミナーや本などで学んだことを素材として活用し行動変化することで「できる」ようになります。

この「できる」の質は素材の「知る」が大事になる。つまりどういった学び(補充行動)をするかも大事になる。

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