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【自己紹介⑦】19年間の教員人生にピリオドを打つまで〜3年半の育休中に気づいたこと(前編)🌈〜

教員養成大学を卒業して、そのまま採用試験に一発合格……違和感を感じつつ、なんだかんだで19年間必死で小学校教員やってきました。……が、ついに2021年3月で退職します。

自己紹介を兼ねて、退職に至るまでの道のりを書かせてください。

今回は教員になってから6年半経ち、3年半の産休、育休に入った頃のことを書きます。

① 余計なことを考える時間なんてない!?

大学受験でも浪人することなく、教員採用試験も一発で合格したので、休むことなくレールに乗って進み続けた人生。

自分の人生について、立ち止まって考えることなく、教員生活に突入。

なぜ立ち止まって考えることができなかったのか…。

それは、じっくり自分の人生について考える余裕がないほど、日々の仕事に追われるから。

緊急で重要な仕事に追われまくり、緊急でないけど重要なことにエネルギーが使えない毎日だったのです。

② 心を失う忙しさ

学校は、働き始めると1年あっという間。
教員の1年間を、簡単にご紹介。

4月に新年度が始まり、すぐに保護者会があり、保護者との緊張の対面🌸

4月中に、地域訪問という名の、各家庭の玄関前での個人面談🌱

新しい子ども達を1人ずつ理解しながらの手探りのクラス作り✏️

ちょっとしたすれ違いや指導の仕方でクラスが荒れてしまうかも……というストレスを感じながら、四苦八苦しながら過ごす毎日。息切れしながら働いて、やっと迎えるゴールデンウィーク🏅🏅🏅

春に運動会がある学校では、ゴールデンウィーク中に運動会の表現(ダンス)の練習をしておいて、子どもにどうやったら上手く教えられるか研究🤸‍♀️🤸‍♂️🤸‍♂️

運動会に向けて、毎日砂だらけの5月💦

6月は、のび太が嫌いな祝日が1日もない月。
1週間の学校公開🏫
個人面談📝

7月は成績表作成のため、各教科の評価と記述所見📝

そして、やっと夏休みです😱
日直や、プール指導、研修が入り、基本的には夏休5日間以外は勤務となっています。

いつもよりは年休が取りやすいので、夏休みは本当に命の洗濯期間。ここでエネルギーチャージする教員が多いです。夏休みがあるから、教員頑張れる……と言ってもいいかも。

次の日の授業の準備に追われずに済む毎日。
定例会議もない。
好きな時にトイレにいける!!お昼に好きなものが食べられる!!

こんなレベルで嬉しいのです。
それだけ、教員の日常って慌ただしく、まさしく心を忘れる忙しさです。

2学期以降も行事目白押しで、行事に追われて1年間が終わる。。。

そして,ホッとしたのも束の間、またすぐ

よーいドン!🎬

で新年度スタートです。

こんな日々から、突然毎日ホリデーになるのが産休でした。

あまりにゆったり流れる時間に最初はかなり戸惑いました。

子どもが産まれるまでは……

③ 教員が母になって気づけたこと🌷

我が子を産んで、慣れない育児に涙して、心も不安定になる日もありながら過ごす日々。

だけど、

子どもがゲップした💨だけでテンション上がって⤴️

なかなか出なかったうんち💩をした時には涙もん🥲

首が座った🙌

寝返りした🙌🙌🙌

と、一つ一つの成長を心から喜ぶ毎日を過ごす中で、

クラスの子ども達も、こうして愛され、大切に育てられた一人一人なのだなぁ🐥🐥🐥

と、強く思いました。

そんな大事な子ども達と、

親よりも長い時間を過ごしてる小学校担任。

子ども達の成長を親よりも間近で見てた

そんなことに気がつくと、小さなことでクラスの子ども達を叱りすぎてた自分にど反省しました。あの頃の自分が恥ずかしい。

生きてるだけでええやん

という大事なことに気がつけました。

「生きてるだけで奇跡」

新しい命が教えてくれたことです。


次回は、

3年半育休を取ることにした訳

3年半現場から離れて気付いたこと

について書きます。

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