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【パートナーの制作会社さんが隠れ家レストランを始めた】
ここは素敵な香港の友人が開いた隠れ家レストラン。場所はどこなのかなどを詳細を語るのは控えないといけません。でも、インテリア、食材、料理、雰囲気、オーナー、どの点から見ても満足すること間違い無しのお店です。以前から招待されていたですがようやく行けてよかったー。オーナーとメインスタッフにご一緒いただきました。オープンおめでとうございます。
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彼らが隠れ家キッチンをオープンしたのは最近のこと。もともと料理人の友人がいてレストランを経営するというアイディアには少し興味があったということ。きっかけはやはり以前のように大きな予算を使って彼らの本業であるTVCMを制作する会社が少なくなって来たこと。映像そのものをマーケティングに活用したという需要はあるが、Youtubeでの公開を目指したPRビデオであったり、ブランドを押し出したコンテンツではあるがデジタルメディアでの公開や、自社SNSでの利用を目したものであったり。
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どの業界もそうであると思うが、サービスが細分化されてくるとその全てに対応する人材を雇うわけには行かない。また、民主化運動からコロナに連なる動きの中で、特に若い世代を中心にパーマネントで働くことを躊躇する傾向が出て来た。そこでこの機会に前々から面白いかなと思っていたレストラン業を出資し共同経営することを決めたということだった。
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ある産業ビルのワンフロアをほぼ使い切って、片側に20人ほどの入る事務所、3つの編集スペースに気持ちのいい応接スペース、もう片側に3つほどのセットを組むことができるスタジオを持っていたのが、スタジオ側を全てレストランとそのキッチンにリノベしてしまった。
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現在は経営者兼ディレクターである自分と、以前からタッグを組んでいた優秀なプロデューサーを残してプロジェクト毎にパートナーやフリーランスをピックアップする形をとっている。会社が小さければ雇用の創出にはならないけれど、無理して人を抱え込む(しかもそれほど長くはいてくれない)よりは、自分(達)が納得できることを最小限のユニットで行っていくのは悪くない。規模をキープするために確保して来たお金を新しい事業に回せるのなら、素晴らしい決断だと思った。もちろん事業内容やビジネスの状況にもよるけれど、これからはクリエイティブ産業のメインストリームの形の一つになると思っている。
参考文献:「ステイ・スモール 会社は「小さい」ほどうまくいく 」(ポール ジャルヴィス著)
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