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自社でギフト交換もできるメンバーシッププラットフォームを作ってもらいました

こちらのセブンイレブンでは売り上げ増加のために頻繁にギフト交換セールを行っています。

メカニズムは簡単。お買い上げ20ドル毎にスタンプが一枚。同時に配布される台紙を埋めることで(大抵は10枚がゴール)キャラクターグッズのギフトと引き換えることができたり、少し高価なアイテムならスタンプを使って割引価格で購入することができたり、というものです。

よく採用されるキャラクターは写真にもある鉄板のキティちゃんから、たあ坊などのサンリオキャラクターから、ぐでたまやディズニー(有料アイテムが多い)まで。ギフトアイテムはミニタオル、文房具のようなものからミニフィギア、食器、バッグ、ポーチ、アクセサリーなど。キャラクターによって勢いの差はあれど、どれもなかなかに人気となっています。

この仕掛けを我々のお客様の商品の販促に手軽に使えうことが出来ればいいのですが、セブンイレブンは手強く特定の企業とのジョイントキャンペーンにはなかなか応じません。店頭におけるストレージの問題、処理を行うシステムの問題、スタッフへの周知徹底オペレーションの問題など様々なネックがあるようです。

そこで企業が自社でギフト交換キャンペーンを行う場合には、外部のギフト交換サービスセンターにバックオフィス機能を委託します。メカニズムはかなりアナログです。システムがつながりませんからPOSと連動することもなく、台紙のj配布やスタンプの付与も行われることなく、なんと、ただレシートを保管して、指定の金額まで貯まったら、わざわざセンターに行って引き換える(或いは購入する)というもの。

事業主だけではなく、消費者もかなり手間だと思うのですが、どのキャンペーンも軒並み評判です。香港の人達のギフト好きここに極まれりです。

我々も同様のシステムを用いていくつかの企業様の販促キャンペーンをお手伝いしてきましたが、今回は趣向を変えてみました。

商品を一定額購入してもらうことで、ギフトアイテムを安価に購入できるというメカニズムは変わりませんが、交換に至る前に一つインタラクティブな要素を加えました。

まずはキャンペーンサイトを作りそこでメンバーになってもらいます。サイト内のコンテンツにアクセスしたり、記事のシェアやクイズへの参加など何らかのインタラクションをしてもらうことでポイントを貯めてもらうことんにしました。サイトでのポイントをキャッシュのいくら相当に充当すると決めておくことで、実際の購入というアクション+サイトエンゲージメントとをすればするほど。ポイントが貯まりギフトを交換しやすくなるというものです。

結果、キャンペーン中、予定を越えるメンバー登録があり、期間中のサイトへの訪問とセッション数を稼ぐことができ、かつ、メンバーーとなってもらうことでブランドとの結び付きにつなげることができました。

当初の目的であったギフト販促キャンペーンのためのブリッジというところを超えて直接ファンと繋がることのできるハブを他に入れていただいたと考えています。

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