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繊細さんvsぞんざいさん

15年ぐらい昔、私は親の経営する会社で働いていた。繊細さんの嫁も当時事務員として働いていた。ぞんざいさんの母親が経理をしていた。そしてチョコレートが原因で嫁は会社を辞めた

みんなにいい顔したいタイプの母親はバレンタイン当日色々とチョコを買いそろえていた。まずは私にチョコレートを渡してきた

別に母親にもらいたいなどまったくおもってもいないがチョコに責任はないのでもらっておいた

そのとき私の息子は2歳だったのでチョコをもらっても問題ないはずだが息子の分はなかった。嫁に渡すのだろうとおもっていた

次に弟がやってきた。母親は弟と弟の息子の分のチョコを渡した。あとで男子従業員に配るためのチョコも用意されていた

私の分、弟の分、弟の息子の分は従業員のと違ってやや豪華だった。嫁もその現場にいて息子の分はないのかと不思議におもったがまだ小さいので用意されていないのだとおもったようだ

するとその後に嫁のところに「はい、○○ちゃん(息子)の分」と母親がチョコを持ってきた。しかしそのチョコは従業員に配るチョコと同じであった。明らかに忘れ去られていたのだ

嫁はキレた。キレたポイント

①同じ孫なのに弟の息子にはチョコがあって自分の息子にはチョコがなかった

②あとから持ってこられたチョコは従業員と同じチョコだった

③しかもチョコはウヰスキー入りのチョコであった

チョコは丁重に(?)返還された

そしてこの事件をきっかけに繊細さんの嫁は会社を辞めた。もともといろいろあったのだがこれが引き金となった

これがのちに言うバレンタイン事変である

そしてバレンタイン事変から1年後のバレンタインにまたぞんざいさんの母親がチョコを持ってやってきた

チョコにはウヰスキーが入っていた

チョコは丁重に(?)返還された

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