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副業で動画編集はマジキツイ。でもやって良かったと思う理由

こんにちは、うえだです^^


今日は、私が副業で行っている動画編集についてお話をさせていただこうと思います。


これから動画編集を始めようか悩んでいる方には、多少は参考になる話ができると思います。ぜひ最後までお付き合いくださいm(__)m


副業で動画編集がキツイ理由

まずは最初に、副業で動画編集をやると、ほぼ確実に肉体的・精神的にしんどい思いをする理由をご説明します。


タイトルにある通り、動画編集を副業にしようとすると、初期の頃はマジでキツイです。理由としては、以下の通り。

・最初はプライベートの時間の殆どを動画編集に投入しなければならないため、本業と合わせると毎日働きっぱなしの状態になる
・単価を上げるための行動をしないと、いつまでも低単価で消耗し続ける
・単純に疲れる

動画編集は完全に労働集約型のビジネスです。やったらやった分だけ稼げますが、やらないと稼げません。まぁ当然ですね。


さらに、経験も実績もない初心者のうちは、もらえる仕事の単価も低く(もらえるだけありがたい)、スキルも無いので、動画1本の編集にえらい時間がかかります。


長時間労働&低単価。誰しもが乗り越えなければいけない修行の時期なんですが、ここがとにかくキツイんですよ・・・。


編集ソフトの扱いにもある程度慣れ、素材のストックも溜まってくれば、編集速度が上がって時間単価も上がります。ですが、そもそも1本あたりの単価が低いと、時給100円を切る、なんてことも全然珍しくはありません。


あと、心から動画編集が好きじゃないと、たぶん飽きます。


特に、とにかく案件が欲しいがゆえに営業をかけまくり、全く興味が無いジャンルの案件を抱えてしまったパターン。これ、私のことです。


最初は良いんですよ。案件が獲得できたことが嬉しくて、興味がない動画の編集でもめちゃくちゃ頑張れます。ですが、そのモチベーションも長くは続かないんです。


初期の案件なので、単価も安い。なのにクライアントからは結構細かい編集の指示があり、修正も多かったりする。どんどん割に合わなくなってくるんですよね。


このあたりが、動画編集の副業を続けるかどうかの分水嶺になってくるかな、と思います。


気合を入れて現状維持で働き続けるか、単価を上げるための行動をするか、辞めるかーーーー。


ここでの選択はもう、その人次第だと思います。ですが、例えば現状維持を選んでしまった場合、その先はあまり長くはないんじゃないかな、と私は思いますね。長時間労働&低単価は、長期では続けられないですよ。


ここまでが、動画編集の副業がキツイ、特に最初の頃は特別しんどい理由になります。


そして、ここから先では、単価を上げるために行動する方を選択した私が、どのような経緯をたどって今に至ったかをお話させていただこうと思います(`・ω・´)


広告動画の編集を学んだ


ひとくちに動画編集と言っても、そのジャンルは多岐に渡ります。そして、そのジャンルによって、動画編集の単価も大きく違ってきます。


数あるジャンルの中でも、特に単価が高くなりやすいのが、「動画広告」です。


YouTubeで動画を見ているとき、動画の途中で広告が流れませんか?


あの広告動画を作るのが、動画広告編集です。


私は、その動画広告の中でも、マンガ動画広告のジャンルの編集者をやっていました。当時の動画1本あたりの単価は、なんと2万円!


しかもこれ、広告系案件の単価としては最低ラインですからね。信頼と実績、スキルがある編集者さんは、1本5万円以上を平気で稼ぎます。


しかしながら、動画編集者なら誰でもそんな高単価にありつけるのかというと、世の中そんなに甘い話はなく、、、、高い金額の裏にはちゃんと理由があります。


まず単純に、広告系の動画は必要な編集スキルが少々特殊であり、独学での習得は難易度が高い、ということ。


また、広告である以上、その商品がちゃんと売れる広告動画に仕上げなければならないので、求められる編集スキルの水準も高めです。


YouTube動画の編集者としてデビューして、そのまま真面目に続けていれば、いつか勝手にスキルが付いて出来るようになるーーー残念ながら、そういう類のものではないんですね。


マンガの絵がアニメのように動いているマンガ動画と、広告を組み合わせたものがマンガ広告になりますが、


あのマンガの絵、どうやって動かしているか分かりますか?


一般の方はもちろん分からないでしょうし、動画編集者でも、普通のYouTube動画の編集しかしたことがない方は、おそらく分からないと思います。私も分かりませんでした。


なので、調べました。


色々調べた結果、マンガ動画広告の作り方を教えてくれるオンラインスクールを発見しました。お値段は当時、確か4万円だったかな?


一切迷うことなく申し込み、スクールのカリキュラムをこなしていった結果、3ヶ月目にはマンガ動画広告の編集者として、1本2万円の単価を得ることができるようになりました。


以前の私の単価は、安いものだと1本2500円とかでしたので、ジャンルを変えただけで単価が8倍にもなった、ということですね。


これが、単価を上げるために行動した結果です。4万円の投資で単価が2万円までアップしたわけですから、それはそれは素晴らしいリターンを得ることができました。


得られたものは高単価だけではありません。マンガ広告動画の編集方法を学ぶことで、普通の漫画動画や、漫画を使わない動画広告の案件も受けられるようになりました。


編集者としてのスキルも格段に上がり、一時は動画編集の講師としてのお仕事もいただけるほどに(後述します)。この頃は本当に忙しかったですねぇ。


これが今から約1年前のお話になるのですが、ちょうどこの頃、次女の出産という、生活が一変する大きなイベントが発生しましてね。


マンガ広告の編集は確かに高単価だけど、案件を抱えているときは21時~2時までは作業に集中しないと納期に間に合わない。


日中は本業で、本業が休み=副業。夜も深夜まで副業。こんな生活を、幼い子供2人を抱えてできるか・・・?嫁さんの負担がとんでもないことになるんじゃないか・・・?そもそも、自分の身体はもつのか・・・?


家族のためを思って始めた副業でしたが、その副業で家族に負担がかかるようでは本末転倒。ここで私は、末端の編集者を卒業することを決意し、再度行動を起こしたのでした。


ディレクターになった


「どうやってディレクターになったの?」という疑問があるかと思いますので、お答えしますね。


クラウドワークスにディレクター募集の案件があったので、普通に応募して普通に受かりましたw


言いたいことは分かります。ディレクターって、
『自分一人では抱えきれなくなった案件を人に振ってたら、いつの間にかディレクターになってた』
みたいな流れが普通なんじゃないの?と。うん、わかる。なんかカッコいいですよね。


分かるんですが、ディレクターになる方法は、何もその一つだけではないということですよ。視野は広く持たなければいけませんね(ドヤァ


ごめんなさい調子に乗りました。単純に営業サボってただけです(・∀・)


でもね?

日中は本業があって、帰ってきたら出来る限り家のことやって、子供の世話もして、家族が寝静まってからようやく作業開始!ってなると、なかなか案件をさらに増やそうとはならないものなんですよ・・・ただの言い訳ですけど、どうか分ってください・・・。


で、そのディレクターとして働き出してからの、私の生活の変化なんですが、


ものっっっっっすごく、ゆとりが持てるようになりました。


現場の編集者時代と比べると、収入は若干下がりました。ですが、そんなことどうでもいいと思えるくらい、私の生活の質は改善しました。


一番大きな変化は、夜0時までに布団に入れるようになったこと。


編集者時代は、2時までの作業が当たり前。1時に寝れれば早い方でした。


編集ソフトのトラブルや、急な修正依頼があった時、思うように編集が進まなかったときなんかは、

徹夜作業

本業

帰宅後すぐ、納期に間に合うよう鬼作業

こんなことを日常的にやっていたものですから、身体にかかる負担は半端じゃなかったですねー。


ちなみに、身体に無理な負担をかけ続けた結果を綴った記事も書いてます。ご興味がありましたらこちらもどうぞ(´ー`)

長い人生、少しぐらい無理しなきゃいけないときもある。ですが、無理のし過ぎは禁物です。身体壊したら元も子もないんですよ。


ここまでの話だけだと、「ディレクターって楽なポジションなの?」と言われそうですが、それは語弊があります。あくまで、今までの私の環境と比較したら天国、というだけです。


一般の会社で言えば中間管理職のような立場で、クライアントと編集者の間に立って色々と気を遣いながら立ち回らなければならず、なかなか気苦労も多いんですよ。


誤字脱字のチェックや動画としての品質の担保、作業の進捗管理と配信スケジュール管理など、やることはまさに管理職。現場で働いていた方が気が楽だ!と感じる人も多いでしょう。


でも、編集者としての働き方にちょっとでも限界を感じたら、私みたいに無理がたたる前に、ディレクターレイヤーに上がることを考えてみても良いと思います。


編集者として頑張り続けることは一切否定しません。編集スキルを磨き続けるのも良いでしょう。ですが、ディレクターとしての視点からしか見えないこともたくさんありますからね。


私は、あの時にディレクターになることを決意して、本当に良かったと思っています^^


まとめ


最後に、タイトルにある『動画編集をやって良かったと思う理由』についてお話をしようと思います。


あり過ぎて書ききれないというか、一つ一つ説明するとものすごく長くなってしまうので、とりあえず箇条書きにします。理由は以下の通り。

・収入の柱が増えた
・会社員としての人材価値が上がった
・編集スキルが本業にも活きるようになった
・発想が以前よりもクリエイティブになった
・PCスキルが上がった
・税金関連(確定申告)の知識を得た
・今後、動画を柱とした自分のビジネスを持てる可能性が高まった

きっとまだまだあると思いますが、今思いつくのはこのくらいでしょうかね。


動画編集は、今後もまだまだ稼げる可能性があるアツい副業の一つです。YouTubeでも、「おすすめの副業〇選」みたいな動画をよく見かけますが、ほぼ確実に動画編集がランクインしています。


それに対し、現役の動画編集者である私の意見は、


『動画編集という仕事は、決して楽でも簡単でもない。甘い考えで始めるのはオススメしない。』


です。


やらない方が良い、ではありません。むしろ気持ち的には、「迷っているなら今すぐ始めた方が良い」とすら思います。


ですが、始める前の心構えはとても重要です。


副業で動画編集をおすすめしている動画や記事を見ていると、なんとなく誰でも簡単に稼げるような印象を受けますが、これが大きな間違いなんです。そんなに甘いもんじゃありません。


それは、この記事冒頭の「副業で動画編集がキツイ理由」の章でしっかりご説明しました。


ですが、最初の脱・初心者の壁を乗り越えることができれば、その先には結構明るい未来が開けていると思いますよ。今そこに立っている私が言うのですから、あながち間違ってはいないと思うんですよね。


もし、動画編集をやってみたいんだけど、なかなか最初の1歩が踏み出せないという方がいらっしゃったら、コメントで連絡してください。


きっと何かが不安で踏み出せないのでしょうから、その不安を解消するお手伝いをさせていただきますよ^^


最後まで読んでいただいてありがとうございました。


ではまた!



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