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【読書メモ】『頭がいい人のモノの言い方』(齋藤孝著)

▶今回の書評本:『頭がいい人のモノの言い方』

『頭がいい人のモノの言い方 デキる!と思われる45のフレーズ』
齋藤孝著
きずな出版

▶読書メモ

第1章 語感を和らげて提案する

・これまでのやり方を改善したいときは
「アップデート」「アップグレード」「リニューアル」「モデルチェンジ」
・思い切ったことを提案したいときは
「暫定的な措置として」「次善策として」「一時的には」「ラディカルに」
・意見が対立してしまったときは
「折衷案」「落とし所」「双方の意見を取り入れると」「間を取って」
・なんだか不便な状況を変えたいときは
「システム思考的には」「ボトルネックは」「ありがちなパターンは」
・失敗してクヨクヨしているときは
「ポジティブに考えると」「前向きにとらえると」「この失敗をバネに」「これで学べたのは」
・新しいことに挑戦するときはは
「万が一の場合に備えて」「不測の事態には」「いざという場合には」「最悪のケースとしては」
・相手から反対されそうなら
「起こりうるパターンは3つ想定できます」「許容範囲として」

第2章 抽象と具体のバランスをとる

・気がかりなことを伝えたいときは
「懸念材料としては」「ネックとしては」「危惧されるのは」「心配な点としては」「少し引っかかるのは」
・トラブルの原因がわからないときは
「この問題の本質は」「手段と目的に分けると」「元凶としては」「問題の根幹は」
・何が言いたいのかわからないと言われがちなら
「具体的には」「例を挙げると」「参考事例としては」「ケーススタディは」
・商品・サービスの質を高めたいときは
「付加価値をつける」「プラスアルファで」「パワーアップさせる」「バリューを出す」「上位互換して」
・上司に報告するときは
「進捗状況をお伝えしますと」「現状をまとめると」「取り急ぎのご連絡ですが」「経緯としては」
・普段の作業を効率化したいときは
「標準化」「定型化」「ひな形」「フォーマット化」「仕組み化」「モデル」
・無駄な作業を減らしたいときは
「必要十分な条件は」「必要最低限な条件は」「必須要素は」「押さえておくべき点は」
・仕事がついつい遅れがちなときは
「デッドライン」「最終期限」「タイムリミット」「ボーダーライン」
・企画書を提案するとき
「叩き台」「粗削り」「草案」

第3章 さまざまな「視点」でモノを見る

・アイデアを端的に伝えるとき
「コンセプトは」「ねらいは」「テーマは」「企画の趣旨は」
・考えが行き詰まったとき
「一度、更地にしてみる」「初心に立ち返る」「ゼロベース」「前提を捨てる」「×白紙に戻す(ネガティブな意味合いが強い)」
・議論で新しい意見を出すとき
「視点を変えると」「見方を変えると」「角度を変えると」「これまでの意見を整理しますと」
・アイデアが何も思い浮かばないとき
(アイデア=既存の要素の新しい組み合わせなので)
「組み合わせてみると」「コラボさせると」「ドッキングさせると」「順番を変えると」
・新しい発想を取り入れたいとき
「応用する」「転用する」
・売れる商品・サービスをつくりたいとき
「お客様の目線に立つ」「消費者からすれば」「初めての人だったら」「知らない人が見たら」「○年前の自分だったら」
・思考の幅を広げたいとき
「切り口を変える」「見る角度を変える」「別の部分に光を当ててみる」「目の付け所を変える」「焦点を変える」「違うアプローチだと」
・アイデアが実現するか確認したいとき
「シミュレーションすると」「事前演習してみると」「模擬的に」「グランドデザインでは」

第4章 事実と意見を区別する

・相手を動かしたいとき
「なぜかと言いますと」「理由としては」
・話を最後まで聞いてもらいたい
「俯瞰的に見ると」「大づかみに言うと」「概括としては」
・思考が独りよがりになりそうなとき
「客観的に見ると」「第三者の視点では」「一度立場を離れると」
・物事を分析するときは
「共通点は/相違点は」「類似点は」「共通項は」「ギャップは」
・信頼される話し方がしたいとき
「ここからは推測ですが」「憶測となりますが」「私見ですが」「個人的な見解では」
・仕事量の多さにパニックになりそうなとき
「段取り」「今後の工程」「手順」「ステップ」
・目標を設定するとき
「長期的には/短期的には」「最終目標/当座の目標」「青写真」
・論理的に考えたいとき
「逆算して考える」「ゴールから逆算する」「演繹的に考える」「遡って考える」
・頭の中をスッキリさせたい
「図式化する」「座標軸で考える」「一覧にまとめる」「四象限で表す」
・分かりやすく説明したいとき
「対照的なものは」「同じケースとしては」「相対するものとして」「~と対比すると」「先例としては」「類似のものでは」

第5章 本音と根拠を織り交ぜる

・相手の心を開きたいとき
「ありていに言えば」「正直に言って」「ここだけの話ですが」「忌憚なく言えば」「オフレコでお願いしますが」「本音で言うと」
・自分の意見を通したいときは
「代替案としては」「プランBとして」「対案として」「別のアプローチでは」
・説得力を高めたい
「メリット/デメリット」「強み/弱み」「アピールポイント/ウィークポイント」
・専門的なことを話すとき
「キーワードは」「話のキモは」「話のミソは」「キーになるのは」「一言で表現すると」「例えば」
・話を短くしたいとき
「シンプルに言うと」「端的に言うと」「単純化すると」「略式化すると」
・相手を納得させたいときは
「エビデンスは」「根拠は」「裏付けは」「~に基づいて」
・細かい話をするときは
「厳密に言うと」「詳しくは」「詳細については」「細かい話になりますが」「突っ込んだ話をすると」
・言いにくいことを言いたいときは
「方向性としては」「全体としてみれば」「狙いとしては」「確かに~だ。一方で~である。」
・相手の共感を得たいとき
「背景としては」「動機となったのは」「きっかけは」「端著としては」
・「思いつき」を言うときは
「感覚的に言うと」「フィーリングでは」「印象としては」「ピンとくる」
・余計な話をしたくない
「3分で話しますと」「一文にまとめると」「1つだけ言うなら」

▶感想

口癖化してとっさのときに頭の辞書からパッと引き出せるようにしておくことが大事。

以上です。

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