見出し画像

1型糖尿病㉕~毎月の通院~

この記事はわたくしうえこの、1型糖尿病発症前からのレポートです。
前の記事はこちらからどうぞ
1型糖尿病㉔~帰省2〜

マガジンにもまとめたよ!
うえこの1型糖尿病(IDDM)レポート

なんというか、
一通りの経緯から今日この日に至るまでのことを書いてしまったので、
今後何を書いていこうかと模索している今日このごろです。

そうこうしていたら、緊急事態宣言になった北海道。
去年もこの時期だったよね。
マスクは店頭で買えるようになったし
(値段も以前よりはやや上がるけどバカみたいに高価な品ではなくなったね)
手指や周辺消毒用の品も容易に入手できるようになった。
ワクチンだって、ようやっと医療従事者への接種が進んで、高齢者への接種が始まってきた頃合いだ。
一般人はいつ接種できんのや…

とりあえず退院からの毎月の通院について書いていこうかな。

退院後の通院

退院からしばらくは、二週間ごとに通院していた。
自宅から徒歩5分くらいのところにあるクリニック。
石坂浩二似の先生がいるクリニック。
いつもニコニコしていて、HbA1cの数値を見ては、いつも褒めてくれる。

「すごいすごい!1型でこの数字は優秀だよ!」

なるほど褒めて伸ばしてくるタイプか。
2ヶ月くらい、2週間毎に通っていたが、ある時、次は一ヶ月後でいいですよ、と言われた。
そこから毎月、前日の夜に、
インスリン2種や針や消毒綿など、病院で処方してもらう品々の残数を確認して、次の一ヶ月までに使用する大体の量を計算し、
今回の通院で処方してもらう量をメモして準備する。

例えばインスリンだったら、1本300単位なので

インスリン トレシーバ
1日7~12単位×30=360(1本) 残1本 要1本 
インスリン ノボラピット
1日(4.6.2.8.6空打)26単位×30=780(3本) 残2本 要2本

という感じで、余裕を持って多めに処方してもらうようにする。
インスリンとインスリンの針は薬局で出してもらう。
リブレのセンサーとチップ、穿刺の針、消毒綿は病院。
とてもスムーズ。

私はよく人からマメだと言われるが、こういうところだと思う。
心配性なので。 

糖尿病連携手帳

さて、初診のときに糖尿病連携手帳てのを渡されたんだけど、これを見ると通院のすべてがわかる。

画像1

最初のHbA1cは11.2だった。
あの頃はほんとしんどかった。
体重が43.1kgとか衝撃がすぎる、確か前日の夜くらいから落ち始めてて、
私このまま消えてなくなるのでは…と思ったくらい。

画像2

そこからだんだんと下がり、
たまに上がったりして。

画像3

生活が落ち着くにつれ、体重もジワジワト増えたり。

画像4

全部は載せない(笑)

通院の日

通院の日は、毎月平日で、私は毎日お勤めをしている。
会社まで毎日1時間弱掛けて通勤している。
本当に、まったく、解せないんだけど、
会社がどんどん家から離れていく。
最初は自転車で15分程度の距離だった。
もともと地下鉄の端っこの駅から徒歩15分くらいのところに住んでいて、転職を2回ほどして、生活が安定してきたので、当時の職場にも通いやすそうなところに移り住んだのだけど。

円山公園に近く、北海道神宮に近く、窓から大倉山が見えたりして結構良い感じの場所。

ところが、色々あって会社が移転した。
自転車で40分くらい。
それでも自転車で通える距離だった。
雨の日や冬場は地下鉄とバスの乗り継ぎだったけど、札幌駅を経由するので帰りの寄り道は楽しかった。

数年後、色々あってまた会社が移転した。
土地と建物が自社所有となった、もう移転しない。
これがなんと、地下鉄の端っこの駅から徒歩15分ほどかかるのだ。
うちから地下鉄に乗って30分、歩いて15分。
1時間弱だ。

毎日、往復2時間くらい掛けて通勤してる。

話はそれたけど、通院の日は朝イチで病院に行き、薬局でインスリンと針を処方してもらい、
一度帰宅してから、会社へ向かう。
なまらしんどい。

病院は幸い家から近い、徒歩5分くらい。
そしてうちから病院の間くらいに地下鉄の駅がある。
本当なら病院のあとそのまま会社向かいたいところだが、そうはいかない。

インスリン、お前だ。
未使用品は冷蔵保管。
一度帰宅して冷蔵庫の中へIN。
めんどくさい。
インスリンだけじゃない。
リブレのセンサー、注射の針、アルコール消毒綿、穿刺針。
ちょっと結構な量の買い物をしました、くらいの量になる。
毎回エコバック持参である。

そういうわけで、朝イチ8時半に病院へ突撃して1番乗りの受診となっても、会社に着くのは10時半くらいなのだ。
まあ言う手も始業時間は9時なので、1時間半くらい遅れても何も支障はないのだけど。
ただすごい疲れる。
通院の日くらい有給休暇をとってもいいのかもしれない。

緊急事態宣言から

昨年もそうだけど、コロナの感染者が増えて、緊急事態宣言となり、
職場では出勤者数を減らそう、という試みをしている。
タイミングよく月末とか、仕事の忙しいピークは過ぎていたので、事務所に2人いる事務員は交代で自宅待機をすることになった。

テレワークを出来るような業務内容じゃないのだ。
月初の業務ならかろうじて家で出来ないこともないかもしれない…

そんなわけで、自宅待機の日に通院をかぶせればいいな、と思ったり。
いつまで続くんだろうか。

自宅待機の日は、一応始業時間の9時前には起きているようにしたいと思いつつ、普段6~7時間程度の睡眠時間なので、ついつい惰眠を貪ってしまう。
普段なら
6:30 起床
6:45 朝食
7:00 会社に向かう
(徒歩5分+地下鉄30分+徒歩15分)
8:00 会社到着、コーヒー淹れたりドアの取手を拭いて回ったり
9:00 始業
12:00 昼食
13:30 郵便を出すついでに20分ほど散歩
17:30 終業
18:20 帰宅
という流れなのだけど、会社に行かないのでこんな具合になる

8:00 起床
8:15 朝食~二度寝
11:30 目覚め
13:30 昼食
14:30 近所を散歩
18:00 気づいたら夜

これはひどい(笑)
会社にいる間もウロウロ歩き回ってるので、だいたい10000歩は行くのだけど、休日や自宅待機の日は2000歩くらいのときもある。
つまり食生活のリズムも圧倒的に運動量が少ないのも、こんな日なのだ。
それでリブレの表示するグラフは上がりすぎたり下がりすぎたり、散々なので、

会社に行くと生活のリズムが出来て程よく運動してるんだな、という結論に達する。

ただ理想としては通勤時間は20分くらいがいいし、自転車で行けたら最高だし
毎週土日と祝日は全部お休みがいい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?