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「行動することが大切」の巻

日本語クイズ

どうも、こんにちは。いっくんです。

日本語のクイズからお届けいたします。
日本語学習者は、動詞を学ぶときに、「終止形/辞書形」ではなく、「連用形/ます形」を先に学びます。さて、なぜでしょうか。
( 表記は:「国文法/日本語文法」 )

答えはですね。
言語を文法ではなく、コミュニケーションの媒体だととらえているため、意思疎通の相手に対して「する」ではなく「します」、「会う」ではなく「会います」と、丁寧な言語を先に習得することが大切と考えられているからですね。
「おお!面白い!!」と思った人はいろいろな言語と比較してみるといいかもしれませんね。

海外では行動することが大切

ということでここからが本題です。

イギリスに来て2週間ほど経ちますが、こちらに来てすごく思うことが、「自分から行動することが大切」であることです。

大学のスケジュールを見落としていて、入寮日を急遽変えなきゃいけない!?と大学にメールをすると、

「あ、それホームページが間違ってたわ。すまん。」

事前に頼んでいたリネンセットのサイズが間違っていると業者にメールすると、

「ごめんごめん。送りなおすわ。」

研究を担当してくださる先生がわかり、あいさつと自分の研究について相談したいので、オフィスに伺いたいことをメールすると、

「Dear Ikkun( if I may ), Thank you for ~。もちろんおっけー!水曜日のお昼どう?無理そうならオンラインでもいいよ~!」
( if I may っていつか使いたいフレーズ)

自転車が欲しくて、日本のジモティーみたいなサイトにあった電話番号にメールすると、

「おっけー。じゃあ交渉成立で。詳しいこと話すから、電話して~」

など、(やっぱりいきなり拙い英語での電話は相手に忍びねえ、と思うので)メールをすると、意外とあっさり受け入れてくれることが多いです。

自転車の件に関しては、まだ完結しておらず、明日の朝受け取りに行くのですが、電話での対応も、大学関係者でも商売の関係でもない、本当に地元の人ですら、やさしく対応してくれます。

日本人は国民性として、相手に迷惑をかけてはいけないと潜在的に思うことが多いかもしれませんが、少し勇気を出してみるといいんだなあと深く感じました。

ホンネトタテマエ

これまでホストファミリーを5回ほど経験しているのですが、いつも

"Do you want a beer?"
"Yes, please."
(飲み干す)
"Beer?"
”…”

おかわりを聞かれたときに、日本にいれば、「え?いいんすか!?」と日本人同士のホンネとタテマエの空気で、相手が本心で言っているのかというのを理解し合えます。

しかし、ホンネとタテマエという国民の概念が存在しているのは日本だけ(なのかな?もしかしたら感覚が似ている国もあるかもしれない)ですが、少なくとも、僕のアメリカやイギリスでのホームステイの経験上、

おかわりを尋ねる
"Beer?"
は、それを聞いている時点で、相手は、「こいつ、まだ飲むのかよ!タテマエなのによォ。」という考えはなさそうです。

純粋に"Yes"なら、おかわりを提供されるし、"No"なら、おかわりを提供されないという「ふ~ん」という文化だなあ、と感じています。

日本にいると窮屈だと思うけど、このホンネとタテマエの文化がすごくいい文化だと思うけど、そのままの感覚で海外に出てしまうと、すこし生きにくくなってしまうかもしれません。

海外に出たときにこそ、相手の気持ちに立って自分のやりたいことを迷惑をかけない程度に「行動していく」といいのかなと思います。

ということで、日本人らしさを忘れずに、積極的な大学院生活を引き続きレポートしていきます。

おまけ

学部生の授業に参加してもいいっすか?というメールも先ほど先生に送り、返信待ち。本当に行動することが大切。




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