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【Part.2】全部noteに書けばいい。YouTubeでのコメント欄での喧嘩、5chでのレスバトル、Quoraでのコメント欄での論争、Twitterでのリプの殴り合い

その1はこちら

前回の記事では、
「自分と違う考えに反論するときの方が、割とクリエイティブになれることがある」
「しかし、Twitterやコメント欄や掲示板で論争を始めるのは不毛なことが多い」という内容を書きました。
今回は、Twitterやコメント欄や掲示板での論争を「不毛」だと考える理由について、書いていこうと思います。

レスバトルで他人の考えを変えることはできない

なぜ論争が不毛かと言う理由の1つには、「結局はレスバトルで他人の考えを変えることはできない」という問題があると思います。
日常生活の中で顔を合わせる相手との議論は上手くいくのに、なぜレスバトルは泥沼になるのか?
いくつか、理由を考えてみました。

レスバトルは、「言葉は通じても話が通じない」人間に対するストレスが溜まるだけ

自分が論破しようとしている画面の向こうの相手は、所属しているコミュニティも、文化も、教育も、人間関係も、性格も、全く別の相手です。
共通点が少なければ少ないほど、「言葉は通じても話が通じない」という現象が発生します。

普段触れている文化や、普段考えていることが違う人同士が激突した場合、正論や説得力のある意見というものは全然通用しない…みたいなことってよくあります。前提条件や常識からして全く異なるので、お互いがお互いを「非常識だ」と考えてしまいます。
結局、話が深いところに行けば行くほど、互いに「こいつ意味不明な理論を展開している」という状況になります。こうなると、相手の言うことをまともに受け止めることは一切できなくなってしまいます。

相手も「自分の考えが正しい」という信念がある

自分が「こちらが正しい。向こうが間違っている」と考えているように、相手も「こちらが正しい。向こうが間違っている」と考えています。
互いに「お互いの言い分を一旦受け止めて考えてみる」という行為があれば、まだ生産的なやり取りになるかと思いますが、残念ながら、Twitterやコメント欄で起こっている論争というのは、ある意味戦争です。「それは一理あるけど」みたいな言葉を少しでも出した時点で、敗北を意味するような殺伐とした空間。そんな余裕はお互いにありません。

行く末は、レッテル貼りと罵倒の応酬

日常生活で接する相手との議論では互いの人間関係や最低限の礼儀があるので、最終的には互いの妥協点を見つけ出すという方法に持ち込むことが多いかと思います。
しかし、ネット上での顔も見えない相手との論争では、互いにその辺の縛りがないのも原因となり、最終的にはただの喧嘩に収束することが多いです。
口調は攻撃的になってきますし、内容も相手の人格批判になったり、相手の過去の投稿を晒し上げになったりします。
こうなると、口論の中心は相手の粗探しに移ってしまい、もう元の議論に戻ることはできません。
YouTubeのコメント欄等、年齢層が比較的若いところほど、そのフェーズに移行するスピードが早いと感じます。
ここまで来ると、比較的まともな方が「あ、無理だ」と悟って撤退する形になります。
また、レッテル貼りも激しくなります。
特に政治的な話、社会的な話になると、侮蔑的なレッテル貼りをして本質から脱線させる人も多くなります。
「ネトウヨ」「パヨク」「ブサヨ」「反ワク」「ワク信」「頭Q」「壺」等、そういった侮蔑語も多様化してきましたね。
本来であれば、人間というのはそんな単純なものではなく、「これに関してはこう考えている」「このことについてはこっちを支持する」と、1人の中にも多様な考えがあって、それぞれが矛盾していたり正反対の考えであったりすることは珍しくもありません。そういったことを考えると、レッテル貼りで単純化するという行為は愚かなことだと思いますし、されると腹が立ちます。しかし、ここまで来るとまともに話しても通用しないので、自分も同じことを相手にするしか手が打てなくなってきます。

相手に、そもそも議論する気がないorする能力がない場合

そもそも、「自分の意見に反論する = 敵」だと考えている人が相手の場合、最初から議論は破綻しています。
どんなに説得力のある意見を言おうが、「どんなことを言っても否定してやろう」というフィルターを通せば無力です。相手が反論できないほどの完璧な論を組み立てていたとしても、受け入れる気がない相手の場合は無駄です。早々に、レッテル貼りや人格批判のフェーズに持ち込まれてしまうだけかと思います。


今回は、「レスバトルで他人の考えを変えることはできない」ということに関して書きました。
次回以降は、「言いたいことは自分のフィールドで展開したほうが良くない?」みたいなことを書きたいと思います。

以下、次回以降に執筆する内容(見出しのみ公開)

  • 自分の論を展開するのに、コメント欄やTwitterリプのプラットフォームは貧弱すぎないか

    • URLを貼る→まず見られない

    • 長文を書く→まず読まれない

  • note・ブログに書くメリット

    • 攻撃的な人は減る

    • 自身の資産になる

    • 雑音や速効性に縛られず、冷静で時間をかけた論展開ができる

    • 同様の意見を持った人に読んでもらえる

    • 冷静に落とし込める

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