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郷土料理は必要なの?

小さい頃からなんとなく食べていたりしていた地域の郷土料理。

大人になるにつれ、家も出ておばあちゃんが作ってくれた昔ながらの料理。郷土料理を食べる機会が気づかずに減っていた。先日、実家に帰ると“まんばのけんちゃん”が久しぶりに食べると感慨深いものがありました。

そこで疑問に思ったのが各地域にねむる、郷土料理はこれからどうなるのか。必要性や、ありかたなど気になることが浮かんできました。

香川県にもたくさんある郷土料理。
→しょうゆ豆、あんもち雑煮、しっぽくうどん、まんばのけんちゃん、いもたこ、ばらずし・・・・
香川県民なら聞いたことがあるはず。この他にも聞いたこともない、食べたことのない料理もあります。

●郷土料理は必要なの?


食文化の多様化、ファーストフードや、ファミレスの普及により郷土料理の需要が減少しているのが現実。
 ほとんどの人は郷土料理を食べる機会が少ない現代で生活に不便を感じることは少ないはずです。

◯郷土料理とは
→各地域の産物を上手に活用して、風土にあった食べ物として作られ、食べられてきた。そして歴史や文化、あるいは食生活とともに受けつがれている。

・人は「無いもの」を追い求めがちで「足元にある価値」に気づき価値や魅力を掘り下げどうすれば次の世代にバトンタッチしていけるのかを考えることも重要である。
→実際に若者から讃岐うどん屋をやりたいという声がないこと。事業者が、より良い付加価値に気づき繋いでいくのも使命の1つだと感じています。

◯では、何故必要なのか。

・文化の継承
→地域固有の食文化であるのは先人たちが命をかけてトライをしてきた。地域の歴史や文化を象徴するものであり、世代を超えて伝えられることで、その地域の存在意義や価値を保つ役割がある。

・観光振興
→観光客にとってその地域を体験する大きな要素。地元の食文化を味わうことで、観光客はその地域の風土や歴史を深く理解することができる。知っているようで知らない自分の住んでいる県の郷土料理がたくさん。私たち自身も知る責任があるのかと。

・地元経済の活性化
→地元の農産物や食材の需要も増える。これにより、地元の生産者などの経済が活性化。ここは非常に重要でどの県にいてもレシピを調べられどこにでも鮮度の良い食材を運んでくれる時代だが大切な日本らしい食事やその地でしか味わえない食事を見直すことも必要。

・食の多様様
郷土料理はさまざまな地域の食文化を紹介するものであり、食の多様性を楽しむことができます。この食材で…とおもしろさ満点。

・健康的な食習慣
→その地域の自然環境や気候に適した食材を使っているため、健康的な食事を提供することが多い。昔と比較すると少量の食べ物、お菓子などでカロリーを接種できる。健康であることが幸せと感じのであれば、郷土料理について考えて見るのも面白い。


●衰退する一方。


一部の地域で無くなることはあるかもしれませんが、衰退はする一方。
その要因は分かりやすく

・都市化が進むことや忙しい病で、伝統的な料理を作るための時間や手間をかけることが難しくなり、簡便な料理や外食の選択肢が増えることがある。

・若い世代が郷土料理をぶきっかけやそこの良さに気づけるきっかけが少ない。

・給与が低い現実。郷土料理の材料や調理法が高価である場合や、安いものに手をつけてしまいがち。

・郷土料理の重要性や価値についての理解が低下すると、伝統的な料理への興味や関心が薄れてしまう。

その土地で採れた食材でその土地の気候にあったやり方で先人達が繋いできた料理。こんなうまそうなご飯はないはず。古くからその土地の人々に愛された食材や料理。日本の「和」を見直しより良い未来を築く。

●まとめ

ファーストフードんばどの普及。外資産業の参入や忙しい現代人の食の簡潔化など。日本の「和」の健康フードが失われている現状。

健康が1番という言葉があるくらいなので私自身も見直さなければと再認識。

なにも昔のような料理をしなけらばならないのでなありません。
1番大事なのは、その土地で採れた食材や乾物ものをその土地らし食事を提供していくことができれば最高ですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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