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睡眠を科学し、日常生活の質を上げる!

ランニングをしていると、いかにランニングのパフォーマンスを上げるか?つまり、どんな練習・トレーニングをするのか?

ということについては、かなりの頻度で考えるはずです。

一方で、意外と見過ごされがちなのが「日常生活のパフォーマンスをいかに上げるか?」という視点。

両者はセットで考えていく必要があります。

日常生活のパフォーマンスを上げるために必要なのが、(よく言われていることですが)運動・栄養・休養ですよね。

ランナーにとっての「運動」は、基本的に「ランニング」です。

ジョギングなどの「適度な運動」は日常生活のパフォーマンスを上げるために必要で、頭がスッキリしたり、睡眠の質も高まります。

ですが、例えばフルマラソンを走ったり、強度の高いトレーニングを実施する場合、その後の日常生活のパフォーマンスを下げる可能性があるわけです。

例えば、フルマラソンを頑張って走った後は疲れたり、眠たくなったりしますよね?

フルマラソン完走後に「よし、この後の仕事も集中して頑張れそうだ!」とは、あまりならないはずです。

そこで、大事になってくるのが栄養・休養です。

「食事と睡眠」と言い換えることもできるでしょう。

中でも、個人的な最近の興味関心事項は「どうすれば睡眠の質を上げて、日常生活のパフォーマンスを上げることができるのか?」ということ。

睡眠は基本的に毎日必ず取るものなので、練習や食事の方法を変えることに比べると、睡眠を変える(睡眠前の行動を変える、睡眠時間を変える)ことの方が取り組みやすいからです。

※もちろん、1日の過ごし方や食事の内容も、睡眠に多大な影響を与えているわけですが・・・。

さらに、睡眠記録からのフィードバックも簡単に把握することができます。

ガーミンデバイスの場合は、下記のような感じで睡眠の量と質を定量化できます。

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例えば、ランニングをした後には、GPSウォッチ等のウェアラブルデバイスを通じて、その時のペースや心拍数、ピッチなどの沢山の情報が得られます。

沢山のデータが得られることで様々な分析をすることができますが、一方で、分析にはある程度の専門的な知識や、ものの見方が必要になってきます。

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睡眠の場合は、1日の睡眠の質を見ていくだけで、ある程度の睡眠状況を把握することが可能です。

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レースやトレーニングの分析、栄養管理と比べると、改善に向けた取り組みが簡単にできます。

その日の体調の良し悪しは、どうしても主観的になってきますが、睡眠データ(睡眠の量と質)とその日の主観的な体調の良し悪しを定点観測していくと、何時に寝て、何時間寝ると調子が良いのか?ある程度分かってくるものです。

人間は個体差もあるので、共通して「○時間寝れば良い!」というわけではないと思うんですよね。

なので、自分に合った睡眠を把握するために、日々の睡眠データを活用していきましょう。

最初は、睡眠データを分析するというよりも、データを蓄積していくことが重要です!

サンプル数は多いに越したことはないので!

食事内容は睡眠の質、その日の体調の良し悪しにも大きく関係してくるので、合わせて、まずはできる範囲で食事の改善にも取り組んでいきたいですね!



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