「変わらない」ということ

「どの時代にも普遍的なものであり続ける」ことが成功の秘訣、という話があります。

これを「変わらない強さを持つ」と短絡的に受け止めてしまうと危険で、実は「時代に合わせて変わり続ける柔軟さ」が必要不可欠です。

時代は変わるので、「変わらない強さ」を言葉のまま「変わらないで良い」とすると、ただ古びていってしまいます。

そもそも普遍的である必要があるか?
それがなぜ成功の秘訣なのか?

アーティストにとって、というか、ほとんどのフリーランスの場合、ずーっと同じような状況で活躍するのが望ましいですよね。

経済的にも、業務的にも。

あとは、特にアーティストなどはピークを過ぎて戦略や備えが無いと短命で活動を終えてしまうので、残る人は結果的に普遍的なニーズがある存在、という結果論的なところもあります。


理屈では分かっていても、「こうあるべき」と信じなければ進めない時もあるし、節目節目で自己点検が必要です。

特にアラサーになってくると、人生観、親の老後、経済面、キャリア、結婚観など、様々なことをクリアに考えなければいけなくなることもあり、悪い意味で凝り固まってしまいがちなので、気をつけたいところです。


柔軟に、普遍的にいるためには、

「時代ごとのルール、流行、価値観をうまく取り入れ消化する力」
「どう在りたいかというビジョンを更新する力」

を軸に考えておくと良いのかと思います。

普段から、気になる業種の現状や課題を深掘りしたり、偏りのない情報収集が肝になります。


また、立ち位置をシミュレーションすることで、自分のことを客観視するのも有効です。

たとえば僕なら「ソロシンガー」「ソウル寄りのポップス」「顔が濃い」「長身」「起業家」「メガネ」「ハット」などのキーワードで自分を表すことができます。

これを、競合アーティストと並んだ時に見劣りしないような組合せで自分をブランディングします。

「ソロシンガー」と言っても、少し前なら久保田利伸や平井堅だったのが、現在は三浦大知や清水翔太といったように、時代によって競合は変わります。

これを避けるも、寄せて「くくり」の中に入っていくも、戦略次第です。

どこに、どのように「存在したいか」をイメージするのは常に大切なことです。

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