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死は忌むべき事象か

転機は、何かの終わりから始まる。
ブリッジスという人が提唱したこの考え方が好きです。

始まりとか終わりには、色々な考え方があって

例えば僕にとって「始まり」というのは、何かの終焉の始まりだと思ってる節があります。命の誕生は、僕にとっては死へのカウントダウンの始まりでもあります。

ただ、死=終焉と捉えている方が多いようで、先の僕の考え方もそうではあるのですが、果たしてそれは事実なのでしょうか。

それは死を経験した者にしか知り得ない事実なので、僕が正論を高らかに掲げられる訳ではありませんが、死という現象は、生命の通過点かもしれない、と感じることがあります。

※不慮の死を遂げざるを得なかった方とご遺族の悲しみは計り知れません、無論その場合を除きます。


"Les Préludes"という、フランツ・リストの代表的な交響詩があります。タイトルを和訳すると"前奏曲"という意味で、フランスの詩人による「人生は死への前奏曲である」という考え方に基づいたリストの人生観が表現されているといいます。
僕はこの楽曲が大好きで、一度だけステージでの演奏経験があります。なぜか本番、演奏中にも関わらず、舞台上で涙が溢れて仕方ありませんでした。僕の死生観と合致する芸術に出会えた喜びだったのでしょうか。

"前奏曲"は「歌劇・組曲などで、最初におかれる器楽曲」という意味を持ちます。
死への前奏曲を、今まさに奏でている僕たち。そう、人生は、組曲の最初の1曲でしかないのです。

転機は何かの終わりから始まる。人生は、死への前奏曲。

僕の考え方は、強ち間違いとも言い切れないと確信が持てそうです。


まとまりがないですが、ずっと文字化したかったことを表現できました。
死後の世界って、どうなってるんでしょうか。旅してみたいなぁ。

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