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読書レビュー「30代を無駄に生きるな

皆さんこんばんは!

投稿65日目になりました!
今日は最近読んだ本のレビューを書いていきます。自分自身、読書量が減ってきている気がするので、読書レビューの投稿も回数を増やしていこうかと思っています。

今回読んだ本は、「30代を無駄に生きるな」という本です。この本の内容はタイトルからある程度イメージ出来るかと思いますが、「人生の9割は30代の10年で決まる。後悔しない生き方をする為にやるべき事」が色々な角度から書かれています。


僕自身今月で30歳になったのですが、この10年は本当に貴重だと考えています。20代で経験した事を活かしながらも、フットワーク軽く動ける最後の10年だと思うからです。

30代に入ったばかりのタイミングで、この10年の過ごし方を考えていきたいと思い本を購入しました。

仕事や人間関係、お金など本当に様々な分野に関しての記載がありましたが、特に印象に残った部分を紹介します。

・登った人に道を聞け

皆さんは自分が達成したい、やり遂げたい事があった時に誰に相談しますか?相談しやすい人を挙げると、家族や友人と答える方も多いと思います。しかしその人達のほとんどが、実際にやった事のない人達ではないでしょうか。

またその様な人ほど、自分が経験した事がない事に対しては、「やめておいた方が良い」と止めるのを促すアドバイスが多い傾向にあります。

最短で頂上まで登りたければ、実際に頂上に登った事がある人に、どの様に登ったのか具体的な方法を聞くのが一番です。30代では、聞く人を間違えない事も重要だとの事でした。

・起業・副業に一番適した時代は30代

現在副業を推進している企業も増えており、この流れは今後加速していく事が予想されます。

なぜ企業が副業を推進しているのか、理由の一つが人件費の増大を防げる事にも繋がるからという理由があります。
従業員が転職を考える際に「収入が少ない」事を理由に挙げるのは少なくありません。であれば、本業以外にも収入源を持つ事を許可すれば給与が上がらなくても辞めずに続けてくれる社員も出てくる可能性があります。

この様な状況であれば、副業に取り組むべきですが、副業にもある程度の知識や経験、信頼が必要です。しかし40代では逆に公私ともに縛りも増え、フットワークが重くなるので30代のうちに副業は始めるべきと書いてありました。

・何があっても葬儀だけには足を運べ

個人的に一番印象に残った言葉です。
この言葉の真意は、「人が喜んでいるときより、悲しんでいるときにこそ駆けつける事が出来る人であれ」という意味が込められています。

自分自身幸いな事に、まだ近しい友人やお世話になった上司、先輩の葬儀などはほとんどありません。しかし30代以降、今後は増えてくる事も考えていかなければなりません。

結婚式などのお祝いの言葉をかける事は後でも出来ますが、最後のお別れの挨拶は当日でしか出来ない事をしっかり頭に入れておく事は大切な事だと感じました。30代に限らず、「人の痛みが分かる人間になる」というのは人生のテーマの一つにしているので、このパートは非常に印象に残りました。

この本の様な「〇〇代でやるべき事」などのタイトルの本はよく目にしますが、この本は網羅的に考えを振り返る事が出来るので、手元に置いておくべき1冊だと感じました。

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