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ココロが軽くなる世界へのキセキ 〜優先席、座ったら?この場面は… 〜

こんばんは。
そして一日お疲れ様でした。
そこそこ稼いでる、内倉陽平です。

今日は優しい世界を作ろうっていう話です。

コロナ自粛でガラガラだった電車もどこへやら
今は普通に満員電車。
座ってる時、目の前に立つ人間と対面している時間って濃厚接触…?
また増えてきているようなので、皆さんもどうかお気をつけて…

さて、皆さんは高齢者に席を譲ったこと、  ありますか?電車の中で。
良かったらどうぞ、と席を立って、     その方に譲る。
勇気いるんですよね。
少し恥ずかしかったり。

あと、不安も。

あ、結構ですって断られたら…
年寄り扱いするんじゃない!って怒られたら…
こういう不安

携帯に夢中なのか、だんまり決め込む人もいる中、
どうぞ!って譲ろうとする若者
素晴らしい

でも…

いえいえ、大丈夫です。
ありがとう、でもお気になさらず。

こういう断り方ある

これはおそらく習慣、美徳なんですよね。
譲り合いのような。
いえいえ、どうぞどうぞって。

それは素晴らしい。

でもね、その若者は?
席を立って勇気を出したのに、
断られて、また席に戻る。
なんか行き場を失って、なんとなく立ったまま
そんな光景見た事ありますか?
勇気を出した彼、彼女はもう席なんか譲らないかもしれない…
槇原敬之の歌みたい…

もう高齢者に優先席なんて、譲らないよ、絶対

勇気を受け止めて欲しい。

疲れてないし、とか
運動がてら立っていたいんですよ、とか
そんな高齢者に見えるのかしら?とか
次で降りるから、とか

えーと、すみません
そんなの要らないんですよ、今。
譲ってくれた若者の勇気。
譲られてあげてください
そう、そういう場面だから。


いえいえ、いいですよっていうのは
ワンポーズだけ入れてもいいです。
お芝居で。

でもそのあとは、そう?ありがとうって。
甘えさせてもらう。
譲られて、あげましょう。
たとえ一駅でもね。

この高齢者のお話、キンコン西野さんの表現を思い出したんですね。
それは悪役レスラー。負け顔を持っている人。
悪役レスラーって、悪役をやりたいからやっているとは限らない。場に求められているから、その役を演じている。たぶん誰もがヒーローになりたいですよね。
でも悪役としてヒーローに倒される事で、   みんなが喜ぶ。気持ち良くなる。
その為に悪役になる。
中島みゆきの歌にありましたね。
家なき子のアレです
僕は悪にでもなる

負け顔を持っている人、南海キャンディーズ山ちゃん。
芸人さんにツッコまれ、追い詰められた時、 明らかに負けた、やられた〜って顔をする。
頭の回転がいいから、ガチでやれば論破できるけど、あえてやらない。
場に求められているから、論破された負け側に回る。それが笑いにつながって、みんなが楽しく、気持ちよくなる。
今求められている事を瞬時に判断して、負け側に回ってあげられる、すごい才能。

高齢者の方が席を譲られる事は負けとは少し違うんだけど、ある人にとっては、高齢者に見られた…っていう嫌な事、負けかもしれない。
老いに対する、負け。
でも、譲られてあげる。
負けてあげる。
だって勇気出して譲ってくれた若者がいるから
周りも笑顔になる
譲ってあげた若者も、また困ってる人を助けよう!と思う。
その場面を見ていた子供。
かっこいい!自分も譲ろう!って、      優しさが広がる

そういう場面を察する事ができたら、
ある意味では負け側であっても、そっち側に回ってあげられたら、
そんな優しい世界が広がりますよね

そんな優しい世界が広がるなら、
僕は悪にでもなる

ようこそ、ココロが軽くなる世界へ!
内倉陽平でした。
それでは、また。


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