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人新世の歩き方 -5

結論から書きながら考えていくことにします。

方策は4つ

①ナッシング 今のまま
 >自滅
②A グローバル・トップダウン・ガバナンス&ミューテイション
 >マトリックス
③B グローカル・トランジション
 >?
④C ワールドソマティック(シャーマニック)トランスフォーメーション
 >? 

と書きました。

⑤D ③+④セットで(^ ^)を追加しますと、、、

①今のまま 既存システム=持続不可能な自己中産業社会の継続

非持続可能な大量生産大量消費、集中しての居住、人間自身の道具化
地球環境、資源の限界、人類の限界 にぶつかる予定。

気候変動による異常気象:高温で死ぬ、生態系が乱れて食糧不足、台風や津波など災害が増える・・・
資源の限界 地下資源不足>エネルギー不足。原材料不足。不足とはつまり格差拡大。
人類の限界 人口増加、都市圏での慢性的な非人間的生活に耐えられず、病(メンタル含む)増加、

つまり、環境悪化に対して不足したものを強いものが独占して奪い続けるが結果としては全体が滅びる方向。

一握りの富裕層が宇宙に脱出して、ふんだんな太陽エネルギーを活用してコロニー生活を送るというオプションがありうるが、、、

99%?は、社会的な弱者から使い倒されて燃え尽きてしまう。


②A グローバル・トップダウン・ガバナンス&ミューテイション>マトリックス

ある種の世界統合を行い、トップダウンでサステナビリティを実現する方向。
これは①から移行する形態でもあり、たぶんグレートリセットと世界経済フォーラムが向かおうとしている方向とも合致する。炭素税なども導入して進めることになる。また、市場原理を活用して、大量生産大量消費から多品種少量生産・受注生産・サブスクリプション化、シェアリングも並行される。

この方策の問題は、強者にとって都合のよい形になりがちであることで、正義感に基づいたディストピアという悲劇になりかねない。映画でいうと「マトリックス」。強者にとってはいい世界かもしれない(今でもリッチでないとオーガニック生活が難しいように)。

高度な技術に基づいたイノベーションのあるものが強く、ローテクでもサステナブルなものはリターンがないため排除される。人口肉や水耕栽培、遺伝子作物が奨励され、人々は創造性までもが道具化されて、使用される。コロナ対策もそうだが、一人ひとりがデジタル管理され、背けば非地球民ということもありうる。

SDGs は一人も取り残さないことが目標だが、それは自由と引き換えの管理依存  として実現するべきだろうか?それでは実現できることにはならないのではないだろうか?。

仕事的には現在のものからサステナブル方向に若干配慮した仕事、宇宙、デジタル、遺伝子系に価値。

人間自身への遺伝子操作や、人口削減政策も十分にありうる 。
宇宙エレベータなどの実現でふんだんな太陽エネルギーを活用してコロニーに生活圏を拡げるシナリオもあるが、99%?は、社会的な弱者から使い倒されて燃え尽きてしまいかねない。

かといって上位層に潜り込もとしても、困難な道であり、手段が目的化して、システムを内部から変えるのは難しく、結局はマネーゲームから脱出できないまま死んでいくのが落ちであろう。

つまり民主主義をどう担保するかである。健全な運営により、ブロックチェーンなど活用した直接民主制の導入は可能だと思われるが、一人ひとりのエンパワメント次第と思われる。

③B グローカル・トランジション>?

大量生産大量消費から足を洗い、足るを知ったローカルに回帰し、システムに依存せずに命が繋がって生きる。多様な地域に分散し、分散エネルギー、地産地消、友産友消、顔の見える関係、コミュニティ経済&通貨、地域生態系と連携した民主主義、パーマカルチャーなどのオルタナティブを実践する。
また、インターネットも駆使し、グローバルな連携・連帯、ネットワーク、コレクティブな動きを創っていく。
そこからグローバルな(直接)民主主義的ガバナンス、ユニバーサルベーシックインカムや炭素税や富裕税等も生成していく。
閾が高ければ既存システムに片足を入れながらでもできることから少しづつやっていく。そうしながら、多彩なマルチステークホルダーと連携しながら変容を起こしていく。

仕事としては、魂の糧を作る仕事。農的生活+地域に根差した仕事+リモートで、アート~マインド関連

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とても大事な動きだが、Doingのみだと燃え尽きやすく、自分自身が持続可能でなくなる事が多い。
ただし、①②と対抗するというよりはオルタナティブであるので、①の場合、自滅からのサバイバルと位置づけられるし、②の場合は、買いならされない力の担保になる。

④C ワールドソマティック(シャーマニック)トランスフォーメーション>?

自らのあり方、Beingに着目する。大量生産大量消費に依存し、加担する自らの内面を自覚する。
自分は不足している、満たされない、愛されていない、力が足りない、価値がない、、、自らの内面のメンタルモデルやニーズに気づく。さらに社会の深層(ソーシャルフィールド、ソース)に同調して、自らも生成に参加する全体的な流れを感じる。さらに親や先祖から受け継がれてきた(そして未来に引き継いでいく)家族的民族的社会的トラウマも含めた、シャドーを心身で感じ気づいていく。
気持ち、そして体に訊く。
小さな自我と大きな私の重なり合いを感じること(存在の多次元性に気づくこと。小宇宙なる我と大宇宙なる世界と微細宇宙なる我が身体と、それらがコヒーレントに織り成す超次元的生命の織りもの・ヴァイブレーションとしてのイマココ。私の全体性、私と世界の相応性、ホロン性、私と世界が繋がりあい呼応しあい、創発している感じ 。これは地球と宇宙と自分の心身を通して繋がり直すことで大丈夫)みたいな。

その時、私のあり方、アイデンティティは変わらざるをえない。地球的な、宇宙的な、歴史的な、コズミックな私。一度ディープに私たちの存在の深さを再発見した、地平から現代を見直すこと。

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ご参照:逆マズローの法則(2) 【マズローの5段階は降りるもの。登るでなく】仮説続 

(ツール:プロセス指向心理学、U理論、ポリヴェーガル理論〜集合的トラウマ、ジョアンナメイシーワーク、ヴィパッサナー他瞑想、、、)

仕事としては、魂の糧を作る仕事。リモートで、アート~ソーシャル~集合的含むマインド関連、見返りを求めない贈与的仕事がまわりまわる。

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⑤C ③+④のセットメニュー

③だけだと、行き詰りやすいので、④により、自分の軸を世界の軸にチューニングすることでゆるぎなくなる。そこから、Beingを前提に、成すこと、未来が開いていく。Being から始まる Becoming~Doing < クリスタライジング~プロトタイピング…U理論 >。を問い始めること。そこに③が連なること。
実際のところ、自然から学ぶことで③から④に行けるし、④から命に根付いた③に行けるので、③④はカップルが自然。
③④が統合されれば、さらに①の舞台でエコノミー内側からトランスフォームもできるだろう。
地球コモンズ🌏&コズミック生命民主主義(^ ^)

(こっちのほうがわかりやすいかも
 頑張り文明からプカプカ文明そしてワイルド文明へ

このプロセスを一人ひとりがしっかり通れば、人新世時代の地球人として、自身の力に気づき、思春期を超え、共に、地球生命文明を創発して創り続ける段階に羽化することができるだろう。っていうかそのための大チャンスが今です!




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