怒りへの集団免疫
お互いに穏やかに過ごすために、理由の良し悪しに関係なく、怒りを見せない・見ないようにしたいな、と思ったnote。
怒りは伝染する
情動伝染 emotional contagion という用語がある。ある人の言動に接するうち、その人と同じ言動・感情に近づく現象だ。
言い方を変えると、感情だけ伝染することもある。
「正当な理由の怒り」であったとしても、単なる「理由のない怒り」として伝染するかもしれない。
そういう理屈なのか、怒っている人をみると、怒る理由に関わらず気分が良くない。他人事なのに負のエネルギーで気分が引っ張られる。
だから、なるべく怒りの声を聞きたくない。
そんなに怒ることもない
しかし世間には怒りの声が多い気がする。
そんなに怒るべきことがあるのか?いや、おそらく違う。
怒りのコントロールについて、3年前にnoteを書いたことがあった。自分がゲームでイライラした時にどう対処するか勉強した際のnoteだ。
怒りの対処法に 自分への影響・自分で変えられる事なのか の2軸で見つめ直す手法がある。
怒るべきことが世の中にそこまでないという思いは、この2軸で怒っている人を見た時の感想からくる。
自分への影響 → 当事者でなく実害もなかったでしょう?
自分で変えられる事なのか → 怒っても仕方ないでしょう? (自分の行動を変えてないでしょう?)
怒るべきことはそんなに無いはずだ。
怒りを見せない・見ないようにしたい
たとえ免疫がついて怒りにくくなっても、周りの人から伝染してくるかもしれない。
感染症に似ている。自分だけワクチン接種し免疫をつけても効果が薄い。みんなが接種してこそ十分な効果が出る。集団免疫だ。
だから、せめて周りの人には、正当な理由があっても、怒りを見せずに穏やかに過ごして欲しい、と勝手に願っている。本来怒るべきことはそんなに無いのだから。
それでも怒ってしまうことはあるだろう。(自分もそうなるかもしれない)
そういう時は、しばらく距離をおいて自分を守るのが良いのかと思っている。感染症でいうところの自己隔離だ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?