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FORTNITE「ピニャータのぎゃくしゅう」(NintendoSwitch)

よう、おまえもはじめてか。
ここはピニャータアイランド。可愛らしいピニャータが暮らす島さ。
おれはそこの管理人っつーか墓守っつーか。まあ、そんなところさ。

とりあえずお前にこれ以上説明するつもりもないんで楽しんでこい!

レッツパーリーーー!!!

(そうすると管理人(CV斎藤志郎)は俺らを航空バスから蹴り落とした)

本レビューの執筆者はピニャータについて独自の見解と罪悪感をお持ちです。

「ピニャータ」とは、メキシコのお祭りで使われる、中にお菓子やおもちゃを詰めたくす玉のような紙製の人形のことである。人類に繰り返し破壊され蛇に捧げられたりしてきた恨みを晴らす時が来た。

今度はお前らがピニャータになる番だ!!

FORTNITEというゲームは「あつまれ!ピニャータ」のちょくせつてきな続編であると考えられている。 かつて我々が野生ピニャータを集めたように、ピニャータたちは人間を集める術を見つけ出した。

すなわち、複雑な地形と池と山と街をフィールドに用意すると人間型ピニャータがドンドン集まってくるということがわかってきたのだ。このピニャータは同族でも構わず殺し合いを始める習性があり繁殖はほぼ不可能。そのかわり、環境を整えればいくらでも補充がキくということでピニャータの積年の恨みを晴らす格好に餌食となっている。

航空バスからなんとか着地したときにまず目に入るのは巨大ラマピニャータ像である。これは人間型ピニャータからは神として崇められている。巡礼のたびに向かう若者は多いが磁気嵐の到来によりそれが叶うことはない。(あるいはたどり着いても命を落としてしまう)

バスから突き落とされた人形ピニャータは同類からの襲撃を生き延びねばならない。そんなときに頼りになるのが街道沿いの道祖神やお地蔵さんのように祀られているピニャータ様だ。ピニャータ様を破壊すると中からいろいろなものが出てくる。ありがたく頂戴しよう。

とりあえず、ピニャータは殴って壊す。これは人類に備えられた本能なので仕方がない(後に普通に開けられることが判明した)

磁気嵐や狂ったピニャータに襲われるのでとりあえず民家に逃げ込もう。基本的に民家は無人(もし扉が開いていたら狂ったピニャータが潜んでいる証拠だ!)なので外観を デンゼル・ワシントン「ザ・ウォーカー」のババアの家みたいに強化する。無敵要塞だぜ。

磁気嵐から逃げろ!

しかし、迫りくる磁気嵐には勝てないのであった。我々Aチームはババアハウスを放棄して空中に廊下を伸ばすことで難を逃れた。

しかし、戦いはこれからだ。生き残った狂人たちはピニャータの娯楽のために殺し合わなければならない。海で、山で、相模湖ピクニックランドにありそうなアスレチック施設で。もう許してくれピニャータ!! おまえを蛇に食べせたことは謝るから!! 


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