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「バンクシーって誰?」展はアートにそれほど興味がない私でも楽しめた話

4月23日 ~ 6月12日まで大阪で行われている「バンクシーって誰?」展にふらっと行ってきました
日曜日の夕方でも事前予約無し、待ちなしで入れました
入場料は大人2200円
会場内8作品以外(確かそのぐらい)は撮影可能でしたので、
何点か紹介します

入場時にもらった会場マップ

立体的に映画のセットのように展示され、その場所に応じたBGM(ロンドンの街の音等)などで、普通のアート展よりエンタメ要素が多くあっという間に出口に来ていました。

すべての作品がアートとして美しいだけではなく、世界情勢に合わせた彼のメッセージがあったのでそれを読みながら楽しめました

「鼓膜の破れた少女」

2014年にバンクシーが警報器を耳飾りに見立てて書いた「真珠の耳飾りの少女」に誰かがマスクを加筆した絵です
誰かが加筆できたり、バンクシーが書いたと知らずに消してしまったりするのはストリートアートならではですね


「風船と少女」

たぶん一番有名なバンクシーの絵ですね
出口付近にあり、皆さんこの横で同じポーズをして写真撮っていました

シュレッダー事件。ロンドンのサザビーズで、《風船と少女》落札直後に自身が額に仕込んだシュレッダーにより作品の下部が細断された。

バンクシーは誰?公式

『レ・ミゼラブル』

QRコードは会場でも使えた。一般に知られているコゼットをモチーフにし、大衆の関心を集めることに成功している

ロンドンのフランス大使館前に催涙ガスで涙を流している『レ・ミゼラブル』のコゼットとQRコードを描く。QRコードをスマートフォンで読み込むと、フランス警察が催涙ガスやゴム弾で難民を急襲している様子が撮影されたYouTubeの動画にリンクされた。

バンクシーは誰?公式

Nola 傘少女

この絵はこの会場で初めてみたが、絵もメッセージもシンプルでわかりやすく心に残った。ニューオリンズで書かれたこの絵は、傘の中まで雨が降っており洪水後の政府の支援が行き届いてないことを指している

この作品は、2005年8月、カトリーヌ・ハリケーンにより甚大な被害を受けてから3年後に描かれたもので、複数存在するバンクシーのハリケーン関連のストリートアートの1つ。ハリケーンで発生した大洪水、および1,836人の悲劇的な死に言及している。
少女が持つ傘の内では土砂降りの雨が降り注いでるが、傘の外へ手を出すと雨は降っていない。つまり、傘が雨から自身を保護してくれるわけではなく、実際は傘そのものが土砂降りの原因となっている。

Artpedia

このバンクシー展に行く前にアフタヌーンティーに行きました
徒歩10分から15分で行けます


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