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Netflix『シニアイヤー』は37歳が高校生に戻ったら、高校が多様性であふれていた話

サラッと見る作品と思いきや、意外と内容あるやんって映画です。
タイトルの『シニアイヤー』のSenior は英語では高校生最後の年(3年生)という意味、それと年上という意味の「シニア」をかけたタイトル(たぶん)
今の若い世代、20年前の高校生も楽しめます
私は20年前はすっかり大人でしたが、
あらすじは

チアリーディング中の事故でこん睡状態に陥った女子高生が、20年後に覚醒。37歳にして再び高校生となった彼女は、今度こそプロムの女王になれるのか?!

Netflix公式

20年間高校を離れていて変わったことは
・プロムクイーンではなくフォロワーの多いインフルエンサーが影響力を持っている
・インフルエンサーが高校時代のライバルの娘
・チアのキャプテンであったことが主人公のステイタスだったが、チア部は全員がキャプテンという世界になっている
・インド系の生徒やLGBTの学生などがおり、多様になっている
・"viral" (ネットで拡散する)を"virus" (ウイルス)と聞き間違える
 "went viral"で(バズッた)という風に使用される
・チア部のダンスがセクシーなものから中性的なものへ
・アバクロで働いていることがかっこいい
・多様性が大事なため、インフルエンサーに「新入生は年上だけど、agism(年上差別)はやめましょう」と(インスタ)ライブで紹介される
・「人気者」が重要ではなく、「body positive(体形に自信をもつ)」「environmentally friendly(環境にやさしい)」を重視する価値観

『This is US』のケヴィンが元カレ役ででています。
ケヴィンそのままでかっこよかった。
20年後には昔のライバルの夫になっています

20年前はイケてる高校生が働いていたアバクロ
アバクロンビーフィッチのドキュメンタリーの感想です
多様性を重要視しない企業は、今えらいことになっています


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