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『情動分析レポート』生きてく為に情動リテラシーが必要だと思った3つの理由について。

ハラヨミ通信「記響-フミユラ」では『情動リテラシーの向上』(情動活用能力の向上)を基に、「心と生活の話」と「言霊学」の2つを配信しています。

今回は

なぜ『情動リテラシー』(情動活用能力)必要なのか?

について配信を行います。

端的に一言でまとめますと『生き残っていく為』です。

なぜ『情動リテラシー』が必要なのか?。

その詳細を本記事で述べていきます。


1.内傷七情による内臓損傷の予防


『内傷七情』という言葉はご存知でしょうか?

これは、東洋医学・中医学の世界で説明されるもので「感情の影響により内臓に悪影響がでる・損傷を起こす」という内容です。

「病は気から」という言葉もありますよね。

精神的な狂いが体に影響を及ぼし体調を崩したり、最悪の場合健康が破壊されるということが起きえます。

いわゆる「世界転換」に関する話で「利己的な者は生き残らない」というような内容の情報を耳にしたことがあります。

2021年頃の私は「生き残る人の特徴」について2つの見解を持っていました。

1.利己的であり差別主義的・優生思想的観念を持つ者や社会的強者が生き残る

2.「災害」「テロ」のような事案下では、生き残る社会的弱者の運のある子供もいれば、運のない社会的強者の大人が生き残らない場合がある。『生命の掟』により弱者が生かされる場合がある。弱者が生き残る場合もある。

という見解です。

こうした構造があるなかで人工的な弱肉強食の論理を『超える』生命の掟が存在することをぼんやりと認識していました。

その生命の掟とも言える内容の言語化がうまくできずにいたんですが『内傷七情』『感情による臓器の損傷』という事を知り、「コレが生命の掟だ!!」と思ったんです。

『感情による臓器の損傷』によって体調を崩す、免疫力が衰えていくということと『世界転換』を紐づけて考えていきますと、とある状況が生まれてくることが予想されます。

『経済と生活の崩壊』が起きていく中で『資本主義的価値観・生活観』がつかえなくなっていき『カリカリした状態・カッカした状態』に精神が陥っていき体が壊れます。

『カリカリした状態・カッカした状態』での感情が内臓に傷を与え体を蝕んでいくわけです。

『内側から自分が壊れていきます』

経済と生活の崩壊というのは、お金持ちも貧乏人も直面していく問題・課題になっていき双方が『カリカリした状態・カッカした状態』になっていきます。

つまり人工的な弱肉強食の論理・既存社会的価値観が「通用しない状況」が見えないところで発生してくるんです。(お金持ちも貧乏人も関係ありません)

そして『カリカリした状態・カッカした状態』になる要因は『利己的な思考』です。

また、『カリカリした状態・カッカした状態』は罵倒や争いを誘発させ怪我や事件を起こしてしまい予期せぬ不幸を招くこともあるでしょう。

自身の『情動リテラシー』があれば最悪な状況を回避することができたり感情による内臓のダメージ・損傷もおさえることができるようになっていくと考えています。

(ちなみカッカする「カ」を漢字にすると「禍」を充てることができます。『災い』の『禍』(カ)です。)

2.サめた眼で現実を観る


「サめた眼」というのは「冷めた眼」「覚めた眼」「醒めた眼」という漢字をあてる為にわざと「サ」というカタカナを使用しています。

混乱の中や個人が自由に配信を行う世の中では、様々な良きコンテンツが創られていく一方で物議をかもすコンテンツも簡単に創られ拡散されていきます。

自由に自分の主義・主張ができる中でより配信の内容が「過激」になっていく分野もあります。

そういった「過激的なコンテンツ・内容」に対して反射的に反応してしまうのと、何かの意図を自身で創り反応するのとでは天地の差になってしまいます。

『情動リテラシー』があると、この世は「サめた眼」でみることができ未来構築の手札が増えると考えています。

・なぜコイツはこんなことを言うのか?
・なぜコイツはこんなことをやるのか?
・なぜ自分は反応してしまうのか?
・何が自分にとって必要なのか?
・どんな言葉を投げかけたらいいのか?

などを見る・考える習慣をつくることができ、それらの要素をふまえて自身の未来構築の栄養としていく生活基盤を養っていくことができるようになります。

他者が引き起こした事案を通して「批判・非難・誹謗中傷・意見」が多い世の中でありますが、その他者が起こした事案を通してそれを自分の人生の「教訓」とするヒトというのは少ないのかもしれません。

少ないのであれば希少な人財になることもできますし、いわゆる「イノベーターの法則」でいう市場全体の2.5%の存在になる・2.5%の動きができるとも考えています。

『情動リテラシー』の向上は未来構築の手札を増やすことができます。

3.自身の未来構築の手札を増やす。


『情動リテラシー』の向上は、単純に人間が持つ心理機能の知識を養うことができます。

物事に対する内容を分析する幅が増えていきますので、カードゲームでいう「デッキ構築」のように、どんなことをやっていきたいか?何が危険なのか?など心理的側面から考察・反応することができ自身が歩む道を選択する「択」を増やすことができます。

例えば、最近で言いますとコロナに関することがわかりやすいかと思います。

『PASONAの法則』というのはご存知でしょうか?

これはマーケティングやコピーライティング・セールスライティングに用いられるマーケッター御用達の販促の手法です。

今から話す内容は【『PASONAの法則』も、この法則の開発者の方も何も悪くない】ということを先にお伝えしておきます。

『PASONAの法則』

Problem:問題提起

Affinity:親近感

Solution:解決策

Offer:提案

Narrowing Down:絞込

Action:行動を促す

という構成です。

これはコロナとワクチン導入のまでの流れと非常に似ているなと思います。

Problem:問題提起
コロナという問題が起きた

Affinity:親近感
いろいろ大変ですよね

Solution:解決策
ワクチンで解決できます

Offer:提案
ワクチンの良い点を紹介します

Narrowing Down:絞込
医療従事者や必要な人からどうぞ

Action:行動を促す
自分と愛する人の為に動いてください

という構造と順番があります。

実際、おおまかにはこういう順番でしたよね?

『情動リテラシー』があることによって、目に見える流れている情報+その情報が持つ性質や構造による心の動き方を「別の角度」から分析・判断することができ行動する選択を増やすことができます。

今回で云う事例なら「未曽有の疫病問題」という視点に+して「ワクチン導入までの流れと人々の心の動き」というものを分析・判断することができ、「また違った目線」で物事の解釈と自身の行動の選択をすることが可能になります。

情動リテラシーを通して心理的機能の知識を付けることで「打つ・打たない」という論点ではなく「この流れってPASONAの法則に似てるよね」という論点で考えることができるようになり選択・行動の幅が広がります。

人類の営みには必ず「心」が紐づいています。

争いも、誤魔化しも、成果も、生き方も「心」が関係しています。

引き続き、ハラヨミ通信「記響-フミユラ」では『情動リテラシー』の向上に関する『情動分析レポート』を配信していきます。

ハラヨミ通信「記響-フミユラ」
諒太


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