就業形態の多様化に関する調査【vol.3】
会社員からフリーランスに転身して約3年半。
クライアント企業は、大企業からスタートアップまでさまざま。
業種も多種多様。
やり取りする先方の担当者も、代表者からインターンまでさまざま。
先日、日本の就業形態の実態について考える機会があり調べてみたので、noteにメモ。
今回は、下記vol.1、2に続くvol.3。
以下、厚生労働省「令和元年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況」より。
(最新の調査が令和元年)
■正社員以外の契約期間、在籍期間
□正社員以外の労働契約
L雇用期間の定めがある:58%
L1~2年未満の契約社員:最も高い(約3割)
L3~6ヶ月未満の派遣:最も高い
L雇用期間の定めがない:約41%
□正社員以外の在籍期間
L5~10年未満:約20%(最も高い)
L10~20年未満:2番目
L3~5年未満:3番目
■無期雇用契約への変更希望
□正社員以外の無期雇用契約への変更希望有無
L 希望しない:約47%
L 希望する:35%
◉派遣労働者では「希望する」が約5割
■制度等の適用状況
□ 正社員の各種制度等の適用状況
L①雇用保険(約93%)
L②賞与(87%)
L③福利厚生施設等の利用(約56%)
□正社員以外の労働者の各種制度等の適用状況
L①雇用保険(約71%)
L②健康保険(約63%)
L③厚生年金(約60%)
L④賞与(約36%)
L⑤福利厚生施設等の利用(約25%)
■現在の就業形態を選んだ理由
□正社員以外の労働者が現在の就業形態を選んだ理由
L①自分の都合に合わせて働けるから:約36%
L②家庭事情と両立しやすいから:約30%
L③家計補助、学費等を得たいから:約28%
◉男女別にみると、男性は「専門的な資格/技能を活かせるから」が約34%(最も高い)、女性は「家庭の事情(家事/育児/介護等)と両立しやすいから」が約41%(最も高い)
■正社員以外が今後の就業に対する希望
□正社員以外が今後の就業に対する希望
L現在の会社で働きたい:約73%
L現在の就業形態を続けたい:約65%
L他の就業形態に変わりたい:約35%
L別の会社で働きたい:約13%
□正社員になりたい理由
L正社員のほうが雇用が安定しているから:約74%
Lより多くの収入を得たいから:約72%
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?