【カメラ散歩】大都会・台中の日式ノスタルジー
10月10日は「国慶節」。台湾ではとっても重要な意味を持つ祝日だ。
1911年、のちに「辛亥革命」と呼ばれる、清朝の打倒運動が勃発したのを記念する日らしい。日本にも建国記念日ってあるけれど、あれって1000年以上むかしの出来事にもとづいているでしょう? あまりリアリティがない。それと比べれば台湾はせいぜい100年前だし、なにせ建国の歴史が現在の政治にも直結している。興味が湧きやすい。
なお大陸側でも近いタイミングで「国慶節」がある。こちらは中華人民共和国の建国宣言が1949年10月1日だったことにちなんでいる。全然違うことを祝っているのに、祝日の名称は同じで、かつ時期もほとんど同じってのがまぎらわしい。けどおもしろい。
大切な祝日なので学校も休みになる。この3連休を利用して初めて泊まりがけの旅行に出掛けてきた。準備不足でばたばたしたけれど、今回足を運んだのは台中と嘉義。
初日は台中。いろいろあって(下の「日記」部分参照)大幅に到着が遅れた。バスを降りてホステルに荷物を預けたころにはもう午後2時過ぎ。
台中の第一印象は「大都会だなあ!」。人が多いし、地図を見ていても永遠に市街地が続いている。
まず、日本統治時代に刑務所として使われていた建築群をリノベーションした「道禾六藝文化館」に足を運ぶ。
続いて台中文学館。ここも日本統治時代の警察宿舎をリニューアルした観光地らしい。このパターンがかなり多い。
さらに街を歩いて、「文化部文化資産園区」という場所に。大正時代の製酒工場跡地をリニューアルしたスポットらしい。この日はフリーマーケットが開かれていた。
付近を散歩。宮原眼科に立ち寄ってホステルへと戻る。
【2022/10/08の日記】
机に向かってのの勉強時間はゼロ。
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