うしみつってなに

うしみつ、は、丑三。
草木も眠る丑三つ時。のうしみつ。
うつしみ、にも見えなくもないから「現し身」でも良かったかなとか後から思った。けど。それじゃダメなんだ。
丑三つ時って誰もが深く眠りについているはずの時間。陰陽道では霊的なエネルギーが最も活発になる時間帯らしい。一日の中で最も不吉な時間なんだってさ。最高じゃない？

こういうのは理屈じゃないんだ。簡単に説明がつくものじゃない。

夜中の勤務をしてるとさ、ちょうど深夜2時頃。暗い廊下の向こうにエレベーターが見える。誰も入ってくるはずの無いそんな時間にエレベーターが動いてこの階で止まるんだ。ドアが開いても誰も出てこないし誰も乗ってない。しばらくその開いたドアの向こうの明るい箱を眺めていても何も起こらない。そのうちにドアが閉まってエレベーターは別の階に行く。どう思う？からくりはちゃんとある。

眠れないんです。そう言って薬を出してもらえば済む話。もらってないけどね。自分のことは受け入れているし諦めてもいる。でも睡眠薬は何となく出してもらったことが無い。眠れないのが不安でたまらないわけでもないし、困っているわけでもない。日々の生活をする上で困っていることへの対処として薬を処方してもらってる。ただそれだけ。数日書いてきて気づいたけどこれ口癖だな。


なんて言うんだろう、子どもの頃、毎日遊んでいるのにまた次の日も遊びたくなるような、授業中前にいる背中をわけもなく何度もつつきたくなるような。放課後とりあえず真っ先にそのクラスに呼びに行っちゃうみたいな、約束もしてないのにいつもの公園に来なかったらがっかりしちゃうみたいな。

※note始めてとりあえず1週間経ったから自己紹介。っていうか名前について書いてみた。