【留学】たった20万円で1年半アメリカに留学した話
こんにちは、Sanaです。
今回は、ほぼ貯金ゼロだった私がたった20万円で1年半カリフォルニアに留学できた「オペア留学」についてお話します。
最初に留学をすると決めたのは高校生の時。
いつかアメリカに住んでみたい思いはあったものの、留学エージェントに1年間で600万円と提示されほとんど諦めていました。
看護師になってからの給料は手取りで30万〜35万程度。本気で貯金したら数百万円貯められたのかもしれませんが、当時は「貯金よりも経験が大事!」と言いながら月1で海外旅行に行く生活をしていて。
当然お金は貯まりませんが、今思えば自由な期間に自由に遊んでおいて良かったと思っています(笑)
とある患者さんをきっかけにCAになりたい思いは再び強くなり、留学ルートを本格的に探し始めました。
なんとか安く留学出来ないか…?と思い過ごしていたところ、大好きなバイリンガールちかさんYouTubeでオペア留学というものに出会いました。
この「オペア留学」との出会いが、その後の人生を大きく変えることとなります。
オペア留学とは?
日本ではあまり馴染みのない「オペア」という言葉ですが、簡単に言うとベビーシッターのような保育のお仕事です。
デイケアが高額なアメリカではオペアは一般的で、海外からのオペアにビザを正式に発行しています。
ホストファミリーと一緒に暮らしながらホストキッズの専属ベビーシッターとしてドルで給料をもらいながら働いて、一緒に子育てをする。
なおかつ補助金を利用してカレッジにも通えるという最強プログラムです。
当時は小児救急に興味があり、もしCAになれなくてもこの留学は今後のキャリアに役立つと確信。私にぴったりすぎるほど最高な留学方法でした。
オペア留学のここがすごい!
ざっとオペアのベネフィットをまとめてみます。
・ホームステイ無料、食事付き
・往復航空券無料
・海外留学保険込み
・語学学校の費用の一部補助あり
・年10日の有給休暇
・最大2年滞在可能
まだまだありますが、これだけでも信じられないほど留学費が浮きます。かなりお得ですよね。
私の場合上記に加え車の保険や携帯電話までホストファミリーが払ってくれました。旅行に行きたい時も可能な限り行かせてくれたので、結局年10日以上の有給を取らせてもらったと思います。
中でもオペア留学を勧めたい一番の理由は、自分が住みたい場所に住めることです。
カリフォルニアに住みたければ、ファミリーをカリフォルニア絞って探すこともできます。留学中は辛いことも多かったので、いるだけでテンションあがる場所に住むことは大切です。
実際にかかる費用は?
オペア留学のエージェントを利用し、実際支払った金額です。
① エージェントに15万円
この中にビザ関連書類、海外留学保険、渡航前や現地サポート料も含まれています。キャンペーンで5万円オフ、保育士もしくは看護師の資格を持っていると5万円オフになるので当時の通常価格は25万円です。
② ビザ発行費として大使館に185ドル
当時のレートでは約2万円。
③ パスポート発行費
すでにパスポートは所持していたのでなし。
④ 健康診断証明書発行費
私は元同僚の医師にサインを書いてもらったので無料。
ということで渡米前に支払った合計はたったの約17万円(!)でした。
その他の任意のお金としては、
・国際免許発行費用
・ワクチン接種
・歯科検診
・住民税
・国民年金前納
等があります。
これらはどの留学方法にもついてくるものです。
どんな仕事をするの?
〈 主な仕事内容 〉
・デイケアや学校への送迎
・子供に関する全般家事(洗濯、料理など)
・宿題のお手伝い
仕事内容はファミリーによって様々です。
私は6ヶ月、3歳のキッズと暮らしていましたが、子供のお世話が苦手な方でも大丈夫。ホストキッズの基準は、0〜18歳と年齢層は幅広いので自分で選べばいいのです。
料理があまり好きではないので、料理をパパママが必ずしてくれるというのも私には好条件でした。ファミリーを探す際にはこういった仕事内容や給料の交渉も可能です。
友人の場合は12歳、14歳のキッズだったので、仕事は主に送迎や見守りだけ。週のほとんどが自由時間でアメリカ生活を満喫していました。
保育経験がなくてもオペアになれる?
保育経験には一定の条件があります。
私の時は「○○○時間以上の保育経験時間(そのうち2歳以下を○○時間)」という形で決められていました。保育士や看護師なら実習だけで賄える程度の時間数です。
保育経験がないオペア志望者は、託児所などでアルバイトをしながら時間を稼いでいたので特に経験がなくても大丈夫です。今は少し条件が緩和されているようです。
まとめ
オペア留学は、なんといっても低価格でアメリカに最大2年滞在できるのが魅力です。
第1週目から給料が入るので、私の場合は最後まで日本の貯金には手をつけずに過ごすことができました。アメリカ国内旅行にもたくさん行けて、ネイティブと同じカレッジにも通えて、国家試験受験にかかった費用も全てこの給料から出すことができました。
ホストファミリーの一員として現地の文化を直接経験できることも大きな魅力です。ネイティブと生活することでコミュニケーション能力はかなり上がります。
楽しいことも大変なことも一緒にいろんなことを経験し、帰国した今でも私の大切な家族です。そんな存在に出会えることもオペアの魅力です。
オペア留学について、エージェント選びからオペアのデメリットまで今後もまとめていくので読んでくださったら嬉しいです。
何か質問がありましたらXアカウント@u3k7sまたは質問箱まで、いつでもお待ちしております。
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