私がプラネタリウムに行く理由
昨日6月26日(土)、大阪市立科学館のプラネタリウムに行ってきました。
宇宙みたいなワンピースを着て。
今回は“天の川銀河”についてのプログラムで、ずっと楽しみにしていたので大興奮でした!
天の川は、高校時代オーストラリアのブリスベンに数週間留学をした時、「あれがMilky Way(天の川)だよ」とホストブラザーに教えてもらって、一緒に眺めた思い出。
昔はおばあちゃんの家の庭からも見えたみたいだけど、今では見える星の数もすっかり少なくなってしまって。あんなに田舎なのになぁ。
というわけで今回は天の川についてでしたが、2ヶ月前には“ブラックホールを見た日“というプログラムも観ていて、実は新しいプログラムが発表される度に訪れています。
そんな大阪市立科学館のプラネタリウムは、もう、あれかな、行きつけ、とか言っちゃってもいいかな?だめかな?
そもそもプラネタリウムに通い始めたのは、昨年2020年の夏、宇宙飛行士を目指して邁進する女性を描いた一人芝居、坂本企画さんの『天の光とすべての私』に出演することになり。
↓フライヤーに、公演終了後に書いたご挨拶のブログのリンクを貼っておきます。役者目線での当時のあれこれは、こちらをよろしければ。
その“私”がそれほどまでに惚れ込んだ宇宙を体感してみたくて、子供の頃ぶりにプラネタリウムを訪れたのでした。
「暗さに目が慣れるまで、少しの間、目を瞑っていてください。・・・・・・・それでは、開けてみてください。」
と、学芸員さんに促されるままに目を開いた瞬間。
宇宙に、星々に包み込まれて、それはまるでお母さんのお腹の中のようでもあり、赤ちゃんみたいなちっぽけな私がいました。
感情の追いつく前に涙がだらだら流れて来て、マスクがびしゃびしゃになりました。困りました。
その時に全身で感じたものが忘れられず、そして以前から宇宙や星に興味がなかったわけでもないので、新しいプログラムが始まる度にプラネタリウムに行くのです。
通ってみると、仲間がいることが分かりました。
特に平日の回などには、老若男女問わず、きっとそれぞれの目的で、1人静かにプラネタリウムを楽しみに来る人たちが。
リクライニングのふわふわのソファーで、学芸員さんの優しく、宇宙への愛だだ漏れのお話を聞きながら、星のシャワーを浴びる時間は、なかなかに穏やかで豊かですよ!
残念ながら私の行きつけの(言っちゃった!)大阪市立科学館のプラネタリウムは、8月22日(日)まで現在のプログラムを投影した後で、改装のため?お休みになってしまいます。
もしプラネタリウムに興味がわいてきたかも!という大阪近郊の方は、それまでにぜひ…!